第一章 幽々子オブイエスタデイ
第3話 侵略者との邂逅
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ちの目的は何かしら」
依姫は四人に対して質問する。
「私たちの目的は──」
「そういえば目的ってなんだっけ?」
「さっき月へ行くことって言ってなかったっけ? つまりは知的好奇心だ」
その問いに咲夜、霊夢、魔理沙が順に答えていった。
「……じゃあ、達成されたのね」
そして咲夜が締めくくった。
「……」
だが依姫は警戒の念を解いていない。そこへ高笑いが聞こえてきた。残っていたもう一人、レミリアのものである。
「咲夜、忘れたの? 私たちの目的は、月の都の乗っ取りだ」
得意気にポーズを取るレミリア。
「月は私のものだ」
そして堂々とそう言い切ったのだった。
それを依姫は不敵な笑みで聞いていた。──ついにこの時が来たのだと思いながら。長い間影をもたらしてきた侵略者との決着がこれで付くと。
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