1部 艶やかな天使
2話 天使に弄ばれて
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技術少佐。奴は俺達に会うのも面倒臭いと思っている」
「でも、今夜は、久しぶりに来てくれるそうよ?ワザワザサイド3から、サイド1に」
「フン。憎まれ口を叩くだけさ」
裏切り者。
彼らの会話からこの言葉が聴こえる。
でも。そんな事は、どうでも良い。
ここから逃げたい。今すぐに…!
気が付いたらどうやれば逃げられるかを考えて、2階から飛び降りようとしている私がいた。
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