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「まぁまぁ 同じ地元同士で言い合ったって仕方ないじゃない 関西が3人も居るんだし」と茜ちゃんがとりなした。彼女は市内の名門私立高校出身なので環境が違ったのだろう。
途中で、花火をやったり、ゲームをしたりして、だらだら食べていた。詩織ちゃんが、気分が高ぶってきたのか
「ねぇ 慎二は好きな女の子いるの? 吉川さんのこと気になっているみたいだし、水泳部の子とも仲いいし、茜ともいい感じだから」
「あぁ それを言うな 誰が好きって みんな好きなんだよな もちろん、詩織も好きだよ」
「駄目だよ 慎二君は 私も最初は気安い人でいいなって思ったんだけど、結局チャラ男なだけでさ 誰にでも、いい顔するんだよ 人間的には、良い人だと思うけど」と、茜ちやんが付けくわえた。
「でもな 慎二は、本当は、真面目で責任感の強い奴なんだよ だから、簡単に告白もしないんだよ」と僕はフォローした。
「そういう言い方もあるけど、女からしたら、優柔不断とも取れる ねぇ、茜」と少し、絡んでいるのかなと思えた。
「べつにー それぞれだから・・」と茜ちゃんも困っていた。
「まぁ みんな仲良くやっていけば、良いんじゃない」と、しらけるとも、冷静とも取れることを光喜が言っていた。
バンガローに帰った後、トランプしていたが、もう、寝ようとなったら、絢が
「モト君 トイレ ついてきて・・」
トイレは別棟で橋を渡ったところにあるのだ。
「えー 怖いのか」と僕は、言ってしまった。
「そんなんちゃうけど 襲われたら、モト君、責任とってよ」と、一緒に出ようとしたら、他の
ふたりもついてきた。
僕は、一瞬、絢にキス出来るチャンスかなって思っていたのだが・・。それどころか、帰ってきたら、着替えるから男子は外に出てと追い出されてしまったのだ。
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