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オズのジンジャー将軍
第五幕その四

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「皆で集まって」
「そうしてなんだ」
「食べることになります」
「じゃあその集まる場所は」
「あのお外のテーブルです」
「ああ、お昼ご飯を食べた」
「あちらで」
「わかったよ、じゃあね」
 それならとです、カルロスも頷いてでした。
 五人は桜と一緒に自転車でテーブルに向かいました、五人がテーブルのある場所に着くとでした。そこにです。
 皆も次々にやって来ておやつの時間となりました、おやつは農園のお菓子や果物、お昼のデザートとまた違うメニューでしたが。
 そこで、です。将軍が言いました。
「ではおやつをね」
「はい、今からですね」
「食べましょう」
 カルロスに笑顔で言いました。
「そうしましょう」
「わかりました」
「飲みものもあるしね」
「今回は色々なジュースを用意したよ」
 ご主人が沢山の瓶を前に出して言ってきました。
「この通りね」
「全部ジュースですね」
「そう、果物のね」
「果汁ですね」
「百パーセントだよ」
 まさにそれだけだというのです。
「それを飲もうね」
「わかりました」
「そして紅茶もあるよ」
 こちらもというのです。
「レモンティーがね」
「レモンティーですか」
「そうだよ」
 こちらの紅茶だというのです。
「うんと甘くしたね」
「それでそのレモンもですね」
「そうだよ、うちの農園で獲れたものだよ」
「そうですね」
「お菓子や果物はね」
 それこそとです、ご主人はカルロスに笑顔で答えました。
「かなりの種類がね」
「ありますね」
「果物なんてもうない方がね」
「少ない位ですね」
「そうだよ、このブルーベリーやライチもね」
 今度は前のその果物達を見て言いました。
「うちの農園のものだよ」
「ライチまであるんですね」
「昔はなかったけれどね」
 それでもというのです。
「今はあるんだ」
「ライチがあるのは嬉しいですね」
 中国人の神宝はお国の果物に笑顔になっています。
「とても」
「そうよね、ブルーベリーもね」
 ナターシャはその果物を見ています。
「あるのがいいわね」
「レモンもあるんですから」
 ジョージは紅茶に使っているそれを見ています。
「余計にいいですね」
「それに桃もあって」
 恵梨香はその果物を見ています。
「余計にいいですね」
「皆が好きなものを食べてね」
 将軍も笑顔です。
「お菓子もね」
「そちらもですね」
「ええ、好きなものを食べて」
 こうカルロスに答えました。
「是非ね」
「キーウィも食べていいですね」
 カルロスはその果物を見ています。
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