第五幕その四
[8]前話 [2]次話
「皆で集まって」
「そうしてなんだ」
「食べることになります」
「じゃあその集まる場所は」
「あのお外のテーブルです」
「ああ、お昼ご飯を食べた」
「あちらで」
「わかったよ、じゃあね」
それならとです、カルロスも頷いてでした。
五人は桜と一緒に自転車でテーブルに向かいました、五人がテーブルのある場所に着くとでした。そこにです。
皆も次々にやって来ておやつの時間となりました、おやつは農園のお菓子や果物、お昼のデザートとまた違うメニューでしたが。
そこで、です。将軍が言いました。
「ではおやつをね」
「はい、今からですね」
「食べましょう」
カルロスに笑顔で言いました。
「そうしましょう」
「わかりました」
「飲みものもあるしね」
「今回は色々なジュースを用意したよ」
ご主人が沢山の瓶を前に出して言ってきました。
「この通りね」
「全部ジュースですね」
「そう、果物のね」
「果汁ですね」
「百パーセントだよ」
まさにそれだけだというのです。
「それを飲もうね」
「わかりました」
「そして紅茶もあるよ」
こちらもというのです。
「レモンティーがね」
「レモンティーですか」
「そうだよ」
こちらの紅茶だというのです。
「うんと甘くしたね」
「それでそのレモンもですね」
「そうだよ、うちの農園で獲れたものだよ」
「そうですね」
「お菓子や果物はね」
それこそとです、ご主人はカルロスに笑顔で答えました。
「かなりの種類がね」
「ありますね」
「果物なんてもうない方がね」
「少ない位ですね」
「そうだよ、このブルーベリーやライチもね」
今度は前のその果物達を見て言いました。
「うちの農園のものだよ」
「ライチまであるんですね」
「昔はなかったけれどね」
それでもというのです。
「今はあるんだ」
「ライチがあるのは嬉しいですね」
中国人の神宝はお国の果物に笑顔になっています。
「とても」
「そうよね、ブルーベリーもね」
ナターシャはその果物を見ています。
「あるのがいいわね」
「レモンもあるんですから」
ジョージは紅茶に使っているそれを見ています。
「余計にいいですね」
「それに桃もあって」
恵梨香はその果物を見ています。
「余計にいいですね」
「皆が好きなものを食べてね」
将軍も笑顔です。
「お菓子もね」
「そちらもですね」
「ええ、好きなものを食べて」
こうカルロスに答えました。
「是非ね」
「キーウィも食べていいですね」
カルロスはその果物を見ています。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ