第五幕その一
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第五幕 楽しいお仕事
お昼ご飯の後も皆は将軍とご主人を手伝って農園で働いていました、ドロシー達も収穫にあたっていますが。
ドロシーは皆と一緒にキャラメルを収穫している時に皆に言いました。キャラメルの収穫が多くて皆で作業をしているのです。
「オズマから連絡があったわ」
「オズマ姫からなんだ」
「ええ、私達のことを携帯でお話したらね」
臆病ライオンに答えました。
「そうしたらね」
「どう言ってきたのかな」
「オズマも今のお仕事が終わったらね」
その時はというのです。
「ここに来るそうよ」
「そうしてくれるんだ」
「今結構忙しいけれど」
それでもというのです。
「それが一段落ついたらね」
「そうしたらなんだ」
「ここに来てね」
「僕達と一緒にお仕事するんだ」
「そう言っているわ、将軍とご主人の親戚の人達が来られるまでね」
「そうなんだね」
「オズマも来てくれたら」
ドロシーは笑顔で言いました。
「尚更ね」
「うん、楽しくなるね」
トトが笑顔で言ってきました。
「その時は」
「そうでしょ」
「楽しみだね」
トトはドロシーの足下で尻尾を振り振りさせて言いました。
「その時が」
「私もよ」
「そうだね、じゃあその時を待って」
「そしてね」
そのうえでというのです。
「私達はその間もね」
「楽しくお仕事をしていけばいいね」
「そういうことよ」
「うん、待つ間も楽しくお仕事をしようね」
かかしはドロシーに実際にキャラメルを獲りながら言いました、獲ったキャラメルはちゃんと籠の中に入れています。
「そうしようね」
「是非ね」
「待つ間も楽しまないと」
「そしてお菓子や果物を次々と収穫して」
「そうしてね」
「楽しく食べましょう」
「そうしようね」
かかしはドロシーに陽気に応えました。
「皆で。僕達は食べないけれど」
「皆が食べることを見るのが大好きだからね」
かかしと同じく食べる必要のない樵も言います。
「だからね」
「それでよね」
「僕達も収穫のお手伝いをしてね」
「そしてよね」
「うん、そのうえでね」
「楽しむわね」
「そうしていくよ」
「この農園でもね」
「是非ね」
こう言って樵も収穫のお仕事をしています、皆でてきぱきと動いてそうして収穫にあたっていきますが。
キャラメルが終わったところでシュガーが来て皆に言ってきました。
「アップルパイも収穫出来るものがあります」
「そうなのね」
「はい、お一人でいけますので」
アン王女に答えました。
「どなたかいらして下さい」
「では私が行くわ」
王女は自分から手を挙げました。
「そうするわ」
「では案内します」
「それじゃあ
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