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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第四百六十三話 強くなった少女達その七
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「このことがどうかだ」
「そうですね。私達は空にいる」
「訓練でもそうしてきたな」
「はい」
 ひかりは強い声で答えた。
「これまで」
「そうだ、そのことを忘れないでだ」
「これからですね」
「戦うぞ」
「空を飛ぶ怪人達もいる」
 ウォズもいる、跳んでいるが飛んでいる状態と変わらない。
「それでもだ」
「私達は空にいます」
 静夏が応えた。
「このことは変わらないですね」
「自分が戦う場所はわかっておくことだ」
「そのことは絶対であって」
「そこから戦うことだ、そうすれば違う」
「戦いも」
「そうして戦う、いいな」
「わかりました」
 静夏も応えてだった。
 戦士達は空からショッカーの大群に向かった、怪人達の数は数えるのもおこがましい程であった。だがその彼等に。
 戦士達は空から陣形を組んで攻撃を開始した、リネットは自分の攻撃で爆発していく怪人達を見て驚いた。
「えっ、まさか」
「そうですわね」
 ペリーヌもリネットの横で言った。
「まさかこうまで簡単に倒せるなんて」
「これまで何人かで一体がやっとだったのに」
「今では一人で数体をですわ」
「一度にやっつけてるわね」
「そうですわね」
「信じられないわ」
 リネットは驚きの声のままだった。
「こんなにやっつけられるなんて」
「あの時は何だったのか」
「それだけ強くなったということだ」
 ゲイツが言ってきた。
「君達がな」
「そうなんですか」
「わたくし達が強くなったので」
「言ったな、俺達はだ」
 ゲイツは自分も戦いつつ言った、彼も一撃で数体まとめて倒している。
「強くなれる」
「だからですか」
「ライダーの方々がいつも言われている通りに」
「そうだ、これだけの敵でもな」
 かなりの数の強力な怪人達でもというのだ。
「こうして倒せる、それだけの強さを身に着けたからな」
「訓練で、ですか」
 リネットは怪人達に銃撃を加えつつ言った。
「私達は強くなったんですね」
「そしてショッカーの怪人達のことを知ったので」
 一体一体をとだ、ペリーヌも続いた。
「だからなのですわね」
「そういうことだ、人間の強さは無限だ」
 ゲイツはこうも言った。
「どれだけでも強くなれる」
「例え一でもだね」
 エーリカも怪人達を文字通り薙ぎ倒している、そのうえでの言葉だ。
「努力すれば十にも二十にもなるんだね」
「違う」
 ゲイツはエーリカの言葉を否定して返した。
「十や二十じゃない」
「っていうと?」
「無限だ」
 これがゲイツの返事だった。
「人間は無限にだ」
「強くなれるんだ」
「一からな」
「十や二十どころか」
「人間の力は無限だ」
「そうなんだね」
「だからここまで強くなったしだ」
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