第四百六十三話 強くなった少女達その五
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多くの者がかかってもまるで歯が立たなかった、それで芳佳も言った。
「これが最強フォームの力なのね」
「普通の時もとんでもなく強いのに」
リネットも訓練の後で言った。
「最強フォームだと」
「これまでがまるで入口だったみたいね」
「ええ、本当にね」
芳佳に顔を向けて答えた。
「比較にならない位だったわ」
「化けもの、違うね」
「神様ね」
「まさにその力ね」
「そうね」
最強フォームのその力はというのだ。
「言うなら」
「そうだったわね」
「かなりのもとのは思っていたけれど」
ライダーのこれまでの強さから考えての言葉だ。
「それでもね」
「予想よりもね」
「遥かに上だったわ」
「ええ、ネウロイでもあんな強い個体は知らないわ」
孝美も訓練の後で言った。
「聞いてもいないわ」
「雁淵中尉もですか」
「そうなんですか」
「ええ、要塞や災害の様なネウロイもいるわね」
「そうしたネウロイ達よりもですね」
「最強フォームのライダーの人達は」
「強いわ、そしてスサノオも」
彼等がその姿にならないと戦えないあの神もというのだ。
「それだけの強さということよ」
「そのスサノオに勝つ為にはよね」
ひかりは姉に問うた。
「私達も」
「その最強フォームのライダーの人達にもよ」
「渡り合える位でないと駄目なのね」
「そうなるわ」
妹に強い声で答えた。
「私達もね」
「そうなのね」
「そしてね」
孝美はさらに話した。
「そのことはね」
「かなりよね」
「難しいことよ」
妹にこのことも話した。
「そのことはわかるわね」
「うん」
ひかりは姉に強い声で答えた。
「本当にね。けれど」
「ええ、訓練を続けて」
「最強フォームの人達とも」
「そうしてね」
それでというのだ。
「強くなるしかないわ」
「そうよね」
「だからどれだけ強くても」
最強フォームのライダー達がというのだ。
「訓練はしていきましょう」
「わかったわ」
「そうですね」
芳佳も二人のその言葉に頷いた。
「今は全く歯が立たなくてもそれしかないですね」
「そうよね」
リネットも芳佳に続いた。
「ショッカーそしてスサノオに勝とうと思ったら」
「こんなことで駄目と思ってたらどうしようもないから」
「だからね」
「負けないでね」
その気持ちでというのだ。
「やっていこう」
「そうしようね」
ウィッチ達は互いに話してだった、再び最強フォームのライダー達に向かっていった。そうした訓練もしていった。
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