暁 〜小説投稿サイト〜
美少女秘密倶楽部
第六章
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「入ってみればいいわ」
「そうですか」
「それは自由ですか」
「ええ、それならね」
 エリザベスは二人に決断を委ねた、そして二人は。
 部屋の中に入った、そのうえでそうした小説を読んだが。
 次の朝二人はこう話した。
「図書館の昔からの密かな蔵書らしいけれど」
「結構凄かったわね」
「昔のそうした小説も」
「結構以上だったわね」
「あれよね」
 マーガレットは血走った目で言った、十二時半には自分の部屋に戻ったがそれでもそうした本を読んで興奮していてあまり寝られなかったのだ。
「有名な文豪のね」
「作品もあるのよね」
「作者不詳だっていうけれど」
「あの中には」
「誰が誰かははっきりわからないけれど」
「そうみたいね」
 マリーも血走った目で応えた、マリーも興奮して寝られなかったのだ。
「どうも」
「何か幼女ものあったけれど」 
 マーガレットはそうした作品も目にした。
「ひょっとしてね」
「作者さんに心当たりあるの」
「あの不思議の」
「あの作者さんって」
 マリーもはっとした、マーガレットの言葉でわかったのだ。
「そういえば幼女趣味よね」
「小さな娘といつも遊んでいてね」
「裸の写真撮ってたわね」
「ご両親の許可を得たうえでだけれど」
 それでもというのだ。
「そうしてたわね」
「今だったら確実に逮捕よね」
「絶対にね」
「理知的な紳士だったそうだけれど」
 今話している作家はそうだった。
「本職は理系の学者さんで」
「生活も物凄く質素でね」
「立派な人だったそうだけれど」
 学問だけでなく人格面も優れていたという。
「けれどね」
「そうした趣味があって」
「監督生さんが仰ってたけれど人間絶対にそうした欲求あるから」
「私達だってそうだし」
「それじゃあね」
「あの人も」
 今話している人物もというのだ。
「こっそり書いていても」
「有り得るわね」
「作者不詳でも」
「それでもね」
 二人でこう話した、そして。
 その話の中でだ、マーガレットはマリーに言った。
「今夜も行く?」
「今夜は寝ない?お互い寝不足でしょ」
「そうね、確かに」
「ああした小説もいいけれど」
 そうした欲求を読んで満たせてだ。
「それでもね」
「寝不足になったから」
「今日は寝てね」
 そうしてというのだ。
「また今度にしましょう」
「それがいいわね」
「じゃあ授業中寝ない様にして」
「今日はゆっくり寝る」
「そうしましょう」
「それがいいわね」
 マーガレットはマリーの言葉に頷いた、そうしてだった。
 この日二人は授業中頑張って起きてそして夜は早いうちに寝た、そして数日経ってからまたそのクラブに参加した。そのうえで妖しい魅力を放つ小説を読んで
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