暁 〜小説投稿サイト〜
崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
最終章『ふたりで…』
女神創造領域 『崩壊世界』其ノ伍
[6/8]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
辱し悪としてのプライドなぞひとかけらもないおぞましい魔神柱達。
犯罪界のナポレオンとも呼ばれた彼が、そんな"悪"を許すはずがなかった。
「それじゃあ、行ってくるよ。」
「ええ、腰に気をつけてね。」
笑顔で手を振るマスター。
それにモリアーティは軽く手を上げて返すと、そのまま屋上から飛び降りた。
「おーいこっちだこっち!!」
「助けてくれ!手が足りねぇんだ!!」
また別の地区では、思わぬ助っ人が来ていたりもする。
「どうするんだい?ロビン。」
「いや、あれだけでかけりゃお得意の罠も仕掛けられませんって。」
姫路町にやって来たのはロビン・フッドとビリー・ザ・キッド
この2人は隣町の弓張町からやってきたいわゆる助っ人である。
彼らはとある者の司令を受け、こうしてやって来たのだ。
「んで、俺達に命令した前に出たがる隊長さんはどちらに?」
「ああ、東京にいる探偵さん?を助けに行くって言ってたよ。何か別件の用事があるみたい。」
上空から奇襲をかけようとする使役獣を撃ち落としながら、ビリーはそう答える。
「ったく、相変わらず俺らんとこの隊長サンはヒーローごっこが大好きなこった。」
?
また、別の場所では
「あー、やってるやってる!」
つい先程、別の場所にて人助けをしていた自称陰陽師、森川 真誉がとある場所を訪れていた。
それは、
「葵ちゃんも傭兵さんも頑張ってるなぁ…。」
東京、
旧神柱の内強い力を持つ三柱の一つ、『赤の女王』付近であった。
しかし彼女は手伝うことなく、遠くからその様子を眺めているだけだが
「助けに行こうかなぁ…やめとこうかなぁ…。」
「おやめになって方がよろしいかと。何せ拙僧と真誉殿、2人揃ってあの者達に死ぬほど嫌われておりますので。」
「だね。行ったら私達が殺されそうだもんね。」
まず手足は切られちゃうかなぁと物騒なことを呟く真誉というマスターとそれに微笑む彼女のサーヴァント、蘆屋道満。
「というわけで拙僧らはここでゆるりと見物させて頂くことにしましょう。」
「うん。あ、そう言えば道満。さっき見かけたんだけどね…!」
「はて、何を?」
彼女らが葵や傭兵達に一体何をしでかしたのかは知らないが、2人は援護に加わらずここでその活躍している姿を見てあげることにした。
「ほら!この前の男の子と狐のサーヴァント!」
「ああ、あのお二人ですね。」
「そうそう!その2人がね!さっき通ってったの!すっごい速いタクシーに乗って、びゅーん!って!」
マスターがそのタクシーが向かったであろう方向を指さす。
その方向は、まさに旧神柱の親玉がいる場所。
つまり、探偵と刑部姫が今まさに戦っている場所であっ
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ