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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
最終章『ふたりで…』
女神創造領域 『崩壊世界』其ノ伍
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るお友達がピンチだから助けに行くんだって。」
「ええ…あの方達がいてくれれば…。」
「しょうがないわ。人手が足りないのはどこも一緒なんだから。さ、次の怪我人をお願い。」

彼女らはここで葛城財団を説得(物理)した後、しばらくここで過ごしたが東京へと大急ぎで向かった様子。
サーヴァントが二騎いなくなったことは非常に痛手ではあるが、それは仕方がないこととアイリは笑いながら言ったのだった。


?

場所は千葉県。
世界崩壊後に出来た町、姫路町。
そこにも旧神柱は君臨してはいるが、それは最早一方的な虐殺であった。

無論一方的な虐殺というのは、旧神柱がやられているという意味ではあるが。


「ここは…マスターの畑。誰にも荒らさせない。」

そう言い、ニヤつく旧神柱に近付き優しく撫で上げるのは静謐のハサン。

『おいおいなんだ?俺様に寝返るなんて分かってるじゃねぇか。』
「…。」

しかし旧神柱は気付かないし知らない。
彼女に触られることこそが、
何よりも苦しい結末を招くという事に。

『ぶっはは!結局マンコ共はチンポの事しか頭にねぇって事だ!!残念だったな!恨むんならてめぇの矮小なちん…おっ、おぶぉええええええええ!?!?』

まず、症状として吐き気、その後嘔吐。
旧神柱にある顔それぞれがグロテスクな吐瀉物を垂れ流し始めた。

『ごっ、ごぼぉ!?』

嘔吐は止まらない。
やがて”毒”は次第に全身へと回っていき…

『なんだこれ…さ、さむい…みえない…くるしい…ああ…やだ…やだぁ!!』

数多のサーヴァントを犯し尽くしてきた男、葛城恋。
多くのサーヴァントに触れたことは確かだが、そのサーヴァント一人一人がどういった能力を持っているかは全く確かめていなかった。
こいつはゲームでレア度が高い、だから強い。反対にレア度が低いのは弱い。などそのくらいである。
もし、ちゃんと調べていたら静謐のハサンがどれ程の危険人物か分かっていたろうに。

「皆さん!落ち着いて避難を!!」

別の地区では逃げ惑う住民を先導しているのはこの町の自警団、そしてある時は無理矢理BARで働かされてる蘭陵王が。

『おぎゃああああ!!』
「なんて数だ…!」

逃げゆく人混み目掛けて襲いかかる使役獣。
馬に飛び乗り、蘭陵王は数匹を同時に相手とるが

『ああー、へへへへへへ!』
「っ!」

さらに別方向から使役獣が。
この距離では間に合わない。しかしこのままでは住民が使役獣の餌食となってしまう。
そう、思った時だ。

「そりゃッ!」

襲いかかろうとした使役獣は顔面に強烈な回し蹴りをくらい吹っ飛ぶ。
この窮地を救ったのは他でもない、蘭陵王と同じく、この町の自警団に所属するサーヴ
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