第二百五話 配備と調略その三
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「その実はな」
「中は色々だよな」
「そやろ、それでな」
「俺達もそこを衝くんだな」
「童話の五匹の牛や」
「あのライオンが五匹を喧嘩させて孤立させて一匹ずつ食った話だな」
久志は美奈代が出したその童話に応えた。
「あれは五匹、俺達は三国を相手にしてもな」
「理屈は同じやで」
「そういうことだな」
「そやからな」
「三国を揉めさせるか」
「そっちの調略もしてこな」
こう久志に話した。
「相手を揉めさせて」
「国家間の連携を破綻させるか」
「破綻させんでも」
それでもとだ、美奈代は笑って話した。
「連携が悪くなったらな」
「それでいいな」
「そやろ、そやからな」
「相手の連携も潰してくか」
「お互いの悪い噂流して」
そうしたことをしてというのだ。
「潰すで」
「そうするんだな」
「噂を流すだけといっても」
「これがな」
「結構利くからな」
効果があるというのだ。
「相手が揉めて喧嘩させるさかい」
「噂も馬鹿に出来ないな」
「あと文章を偽造してばら撒いたりするのもな」
「やり方だな」
「ビラでもええ」
「怪文書ってやつか」
「それを出して」
そうしてというのだ。
「噂と合わせてな」
「敵を乱してか」
「連携を破綻させるか悪くさせて」
「一国ずつな」
「倒すで、まずは騎士団でな」
「それからだな」
「騎士団の次は王国ですね」
夕子が言ってきた。
「そうなるかと」
「連合王国を攻めようにもな」
「あの国は島国なので」
王国の北西にある、海峡を挟んで二つの島があるがその二つの島が連合王国の領土となっているのだ。
「水軍が必要です」
「水軍はあるけれどな」
「この浮島随一の」
「連合王国もバイキングも圧倒するな」
それだけのというのだ。
「帝国にはあるけれどな」
「それで連合王国から先にです」
「攻めようと思ったら出来るな」
「そうです、ですが」
「それでもな」
「一国を攻めるのですから」
そうするからにはというのだ。
「やはりです」
「腰を据えてな」
「そうして戦うべきなので」
それ故にというのだ。
「我々はです」
「攻めるべきだな」
「はい」
だからだというのだ。
「ですから」
「連合王国を攻めるのはな」
「騎士団、王国を倒し」
そしてというのだ。
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