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ヘタリア学園
第七百二十二話  轟轟戦隊

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第七百二十二話  轟轟戦隊
 こうしてメンバーが集められたのですがまずはスペインにキューバにイタリア兄にそれにイタリアのところの妹二人、ルチアとレナータです。合わせて五人が集められました。
「それで色分けとかはどうなったんだ?」
「まずは俺がレッドや」
 スペインがイタリア兄の問いに答えます。スペインはまず赤でした。
「親分やからな。別にええやろ」
「まあな。それじゃあ御前がリーダーか」
「そや。俺がレッドでリーダーや」
 実はレッドがリーダーのチームは学園では他にレンゴウ戦隊だけだったりします。意外なことに。
「それでブラックは」
「俺やな」
 キューバが気さくに笑って言います。
「俺がブラックや。ラテンブラックってな」
「じゃあ俺はブルーか?」
 イタリア兄は何となく気付いたのでした。
「だったら」
「ああ、やっぱりわかったんやな」
「何かこの色分けだとな。冒険するんだよな」
「そうや。それでイエローとピンクは」
 スペインはここで女の子二人を見るのでした。
「ルチアちゃんがイエローでレナータちゃんがピンク。これでどや?」
「うん、私の方はね」
「それでいいわよ」
 二人はにこりと笑ってスペインの言葉に答えます。これで決まりでした。
 かくしてまた出来上がった戦隊チーム、何か皆が皆作っていきますがスペイン達もでした。今回もまた結構アクの強そうなチームであります。


第七百二十二話   完


                                      2009・5・5

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