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ツバサ -DECADE CHRoNiCLE《ディケイドクロニクル》-
第6話:荒ぶるアクリョウ
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一枚のカードを取り出す。

"ATTACK-RIDE(アタックライド) INVISIBLE(インビジブル)"、自身を透明化によりその場を抜け出す効果を持つライダーカードの一つだ。
クウガの元へ駆けよると、カードを装填して効果を発揮する。

「ユウスケ、こっちに来い。あの二人の場所まで逃げるぞ」

「ああ、わかった」

ディケイド、クウガ、小狼の三人の姿は透明化していき、この場所を離脱する。
やがて、銃弾の衝撃から復帰した幽汽は三人の姿がすでにない事に気づくと、激昂しながら叫ぶ。

「ああああああ!!畜生がぁぁぁぁぁぁあ!!逃げやがったなぁぁぁ!!」

……その後、幽汽は自身の怒りと憤りをディケイド達や謎の狙撃手が倒し損ねたミラーモンスターへ八つ当たりで倒しながら何処かへと消え去った。

その様子を見ていたのは二つの人影。
緑の複眼を輝かせる人影は、もう一方のオレンジ色の複眼の相手に話しかけていた。

「ネオライダーと交戦していた彼らをどう見る?」

「さてな、どうにも私はそういうのは得意ではないです。ただ一つだけ言えるのは」

そういうと、オレンジ色の複眼の相手は先ほどまで戦っていた三人の一人を思い出しながら呟いた。

4号(・・)がいるなら、きっと悪い奴らじゃないでしょう」

「そうなのか……よくわからんな」


ネオライダーの世界での戦いは続いていく。
未知なる『第三勢力』の影が見え隠れするように……。



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