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X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays
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第28話 浄化の炎と融合(ユニゾン)
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った。


超ユニゾンツナ「サンキュー、炎真。だが俺が大地のシモンリングを持って行くと、炎真が自分の身を守れなくなるな……」


そう心配するツナの不安を解消するかのように……


バオハックモン「おーい、皆! 大丈夫かー!?」

超ユニゾンツナ「! バオハックモン!」


バオハックモンがスタミナ切れで倒れている勇真を背に乗せながらやって来る。


超ユニゾンツナ「丁度良いところに来てくれた、バオハックモン。炎真もスタミナ切れでもう戦えないんだ。守ってやってくれないか?」

バオハックモン「え? そりゃあ良いが、ツナはどうするんだ? と言うか、その姿は一体……?」

超ユニゾンツナ「事情は炎真に聞いてくれ。俺はベルグモンと決着をつけて来る」

バオハックモン「そうか……よし、わかった。炎真のことは俺に任せろ」

超ユニゾンツナ「すまない、助かる」

炎真「ごめんね、バオハックモン……世話焼かせちゃって……」

バオハックモン「なぁに、気にするな。ほら、背中に乗んな」

炎真「うん、ありがとう……」


炎真はふらふらしながらも、何とかバオハックモンの背中に乗る。


超ユニゾンツナ「バオハックモン、炎真と勇真のことは任せたぞ」

バオハックモン「おう、任せろ」

炎真「後は任せたよ、ツナ君……頑張って」

超ユニゾンツナ「ああ、ありがとう」


ツナがベルグモンの元へ向かおうとすると……


勇真「つ……ツナ……兄ちゃん……」

超ユニゾンツナ「!」

バオハックモン「勇真!」


スタミナ切れで倒れていた勇真がツナに声をかけて来て、勇真は……


勇真「ごめんね……僕、ツナ兄ちゃん達の、皆の力になりたかったのに……ちゃんと、戦えなかった……僕……自分が凄く情けないよ……うう……」

バオハックモン「勇真……」

炎真「勇真君……」


ツナ達の力になりたかったのにそれができない、自身の不甲斐なさに涙を流していた。

そんな勇真にツナは……


超ユニゾンツナ「そんなことはない。寧ろお前がいなかったら、俺達は終わっていた」

勇真「……え?」

超ユニゾンツナ「お前は俺達にベルグモンに対抗する為のヒントをくれた……そして、お前が勇気を振り絞って戦ってくれたおかげで、俺はもう一度立ち上がることができた。だから、お前は情けなく無いし、無力な子供でも無い」

勇真「ツナ、兄ちゃん……」

超ユニゾンツナ「お前はよく頑張ったよ、勇真……後は『俺達』に任せろ」

勇真「……うん」


勇真の頭を撫でながらそう励まし、後は任せるように言うのだった。

そして、ツナは炎真や勇真達から離れると……


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