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X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays
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第28話 浄化の炎と融合(ユニゾン)
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鉄槌は大地の拳以上の重力が付加されており、その威力は地面に大型のクレーターを作り出す程までに強力で、例え相手が回避できたとしても拳から放出される重力波で大きく吹き飛ばすことが可能である。

炎真の大地の鉄槌を受けたベルグモンは暗黒の力での防御が間に合わなかったのか大きく殴り飛ばされて海へ落下するが……


ベルグモン「ギャオオオオオオッ!!!」


ベルグモンはすぐさま浮上し、炎真に向かって行く。


超炎真「やっぱり、これぐらいじゃ倒れないか……それなら! 超重力BH(スーペル・グラヴィタ・ブラックホール)!!」

ベルグモン「グオオオオッ!!?」


炎真はベルグモンに向かって巨大な大地の炎を放ち、放たれた大地の炎はブラックホールを形成し、ベルグモンを吸い込み始める。

大地の籠手により強化されたブラックホールの重力は凄まじく、流石のベルグモンも吸い込まれないよう抵抗するだけで精一杯であった。


ベルグモン「マスターオブダークネス!! レザーウィング!!」


ベルグモンは炎真に向かって技を放つが、全てブラックホールに吸い込まれて行く。


ベルグモン「グオオッ!?」

超炎真「攻撃しても無駄だ! このまま僕と我慢比べだ、ベルグモン! はあああああああっ!!」

ベルグモン「ギャオオオオオオッ!!!」


炎真はさらに大地の炎を放出してブラックホールの重力を強化し、ベルグモンも吸い込まれないよう暗黒の力を解放して抵抗していた。


超炎真「ぐうう……っ!(ツナ君、アインスさん……そんなに長くはベルグモンを足止めできない……急いで……!)」


炎真が必死にベルグモンの足止めをする中、ツナとアインスは……


超ツナ「アインス、融合(ユニゾン)するにはどうすれば良い?」

アインス「ジョットは私がリングに夜天の炎を灯せば、後は感じるがままにできると言っていた」

超ツナ「アインスが夜天の炎を? できるのか?」

アインス「大丈夫。ここへ来る前に練習して来たから、その時の感覚を思い出せば……」

ボウッ!!

アインス「ほら、灯せたよ」

超ツナ「凄い……!」


アインスがリングに夜天の炎を灯したのを見て、ツナは感嘆の声を上げる。


超ツナ「よし、俺も一応リングに炎を灯しておこう……んっ!」

ボウッ!!


ツナも自身のリングに大空の炎を灯す。

すると……


ドクンッ、ドクンッ……!

超ツナ「っ!(何だ、何かの鼓動が聞こえる……これは、アインスの心臓の音なのか? それに、俺達のリングが互いに共鳴し合ってるみたいだ……)」

アインス(聞こえる、ツナの心臓の音が……まるで、私達の胸の鼓動が共鳴してい
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