天使とラブソングを……?「裏エンディング」(第16.5幕)
[4/4]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
てるわよ! って言うか貴女が驚いて如何するのよ!
「そ、そうなのですわよ(笑) ……おぬしの友達の友dブファ(爆笑) ……ゲフンゲフン、失礼。おぬしの友達の友達にも直ぐに知らせよ。世間一般の常識に囚われ、雄々しい男を目指してたら取り返しの付かぬ事になるぞえ。ささ、早う行くがよい」
「あ、ありがとうございますポピレア様!!」
ポピレア様に急かされてジョン・ドゥは私達の前から去って行った。友達の友達に情報を伝える為……家帰って鏡に向かって今の話をするのだろうか?
因みに……ジョン・ドゥ以外のモブ等も遠巻きに今の話を聞いてた(ポピレア様は聞こえる様に話してた)らしく、各々急いで帰宅してゆく。
なんだ? スカートでも履くのか?
なお、ポピレア様はモブ等に見られない茂みの後ろに行き、辛抱溜まらんとばかりに笑い転げている……豪華なドレスに泥を付けて。
そして笑いながら涙を流し、こう言う……
「アイツら全員ガチで信じた(大爆笑) 馬鹿なの? ねぇ、馬鹿達なの!?」
笑いが止まらないらしく、芝生をバンバン叩いて笑っておられるポピレア様。
最悪だ……
明日から……いや今日の午後から、この村にはヨナヨナした男共で溢れるだろう。
多分、誇大解釈した者はおねえもどきになってるに違いない。
お父さんに言い付けてやりたいけど、一緒になって楽しみそうなので、それも出来ない。
笑い疲れ芝生でぐったりする着飾った妊婦を見下ろして、この村の将来を心配せざるを得ない。
フレイSIDE END
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ