第129話
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たって事じゃねぇか!?」
「フフ、よく考えてみれば”特務支援課”の内の何人かはそれぞれ異種族と契約していた上、その中には同姓同士の組み合わせもいたから、恐らく彼らもそうなんだろうね。―――――まあ、私はむしろ”同姓による性魔術の契約”は望む所なんだけどね!」
我に返ったフィーはジト目で呟き、クロウは悔しそうな表情で声を上げ、アンゼリカは苦笑した後高々と叫び、アンゼリカの叫びを聞いたその場にいる全員は冷や汗をかいて脱力し
「3人とも今はそんなことを気にしている場合じゃないよ………」
我に返ったトワは疲れた表情で呟いた。
「それで……どうするつもりですの?大方、今回の足止めに私達が”魔神”も使うと想定した上での”策”を考えていたのでしょうけど、その”策”は”魔神一柱”に対してであり、”魔神二柱”も相手にすることは想定していなかったのでしょう?」
「くっ……要するにその天使もあの冷酷外道天使によるトワが考えた”策への対抗策”だったのね……!」
勝ち誇った笑みを浮かべたデュバリィの言葉に対してサラは悔しそうな表情で唇を噛み締めてデュバリィを睨んだその時
「―――――でしたら、その対抗策をも上回る戦力を披露させて頂きますわ。」
「へ。」
「……?」
「シャ、シャロン……?」
シャロンが静かな表情で前に出て宣言し、シャロンの宣言にデュバリィが呆け、エリゼが眉を顰め、アリサが困惑の表情を浮かべたその時
「―――主に仕える事を史上の喜びとする我が”同志”にして”友”達よ!今、ここに来たれっ!”エウシュリー”!!」
詠唱をしたシャロンが天井を見上げて叫んだ。すると突如空間が裂け、裂けた場所から4人の天使族のメイドの服を着た謎のメイド達が現れた――――――!
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