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真・恋姫†無双 劉ヨウ伝
第11話 馬鹿x2+苦労人と少年A
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ました。

「ラーメンとチャーハンでいいです」

渡された菜譜を見て、私はお爺々様に言いました。

「そうか、なら儂もそれにしようかの。おい、店主。ラーメン2杯とチャーハンを2皿頼む」

「へい、かしこまりました」

何と言うか・・・。

あまり関わりたくない人達です。

特に、天然クルクルパーの金髪娘には・・・。

容姿は申し分ないんですが・・・、あの性格で無ければ、お近づきになりたいのですが、本当に惜しい人です。

まあ、あれだけの美女とお近づきになるのは無理ですね。

私はチート能力者ですが、イケメンではないので。

そう私は普通ですから。

言っていて悲しいです。

こういうとき北郷一刀を羨ましく思います。

そう言えば彼はこの世界に現れるのでしょうか?

可能性としてはあります。

面倒臭いことになりそうです。

彼が孫策達のところに、舞い降りたら、間違いなく目障りな存在になると思います。

彼は只の高校生で、文武に秀でているわけではない、一般人ですが、未来の知識はあります。

孫策の右腕、周瑜が彼を放っとく訳ないです。

周瑜は必ず、彼の未来の知識を利用すると思います。

もし、孫策の元に彼が現れるなら、警戒する必要があります。

彼には悪いですが、暗殺も視野に入れなければいけません。

今の自分には無理な話ですが・・・。

やはり、将来的には私の自由になる私設軍が必要かもしれないです。

「正宗、料理が来たぞ。食べるとするかの」

私が物騒なことを考えていると注文していたものが来たようです。

目の前には、ラーメンとチャーハンが並べられていました。

「うーーーん。おいしそうです」

「そうか、それは何よりじゃ」

私達は食事を始めることにしました。

私はラーメンを食べながら、袁紹達に気づかれないように視線を向けました。

彼女達も食事中のようです。

ラーメンはおいしいのですが、彼女達が気になって味わうことができません。

私は何事も無く、この食堂を出ていけることを祈りました。

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