第11話 馬鹿x2+苦労人と少年A
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
ました。
「ラーメンとチャーハンでいいです」
渡された菜譜を見て、私はお爺々様に言いました。
「そうか、なら儂もそれにしようかの。おい、店主。ラーメン2杯とチャーハンを2皿頼む」
「へい、かしこまりました」
何と言うか・・・。
あまり関わりたくない人達です。
特に、天然クルクルパーの金髪娘には・・・。
容姿は申し分ないんですが・・・、あの性格で無ければ、お近づきになりたいのですが、本当に惜しい人です。
まあ、あれだけの美女とお近づきになるのは無理ですね。
私はチート能力者ですが、イケメンではないので。
そう私は普通ですから。
言っていて悲しいです。
こういうとき北郷一刀を羨ましく思います。
そう言えば彼はこの世界に現れるのでしょうか?
可能性としてはあります。
面倒臭いことになりそうです。
彼が孫策達のところに、舞い降りたら、間違いなく目障りな存在になると思います。
彼は只の高校生で、文武に秀でているわけではない、一般人ですが、未来の知識はあります。
孫策の右腕、周瑜が彼を放っとく訳ないです。
周瑜は必ず、彼の未来の知識を利用すると思います。
もし、孫策の元に彼が現れるなら、警戒する必要があります。
彼には悪いですが、暗殺も視野に入れなければいけません。
今の自分には無理な話ですが・・・。
やはり、将来的には私の自由になる私設軍が必要かもしれないです。
「正宗、料理が来たぞ。食べるとするかの」
私が物騒なことを考えていると注文していたものが来たようです。
目の前には、ラーメンとチャーハンが並べられていました。
「うーーーん。おいしそうです」
「そうか、それは何よりじゃ」
私達は食事を始めることにしました。
私はラーメンを食べながら、袁紹達に気づかれないように視線を向けました。
彼女達も食事中のようです。
ラーメンはおいしいのですが、彼女達が気になって味わうことができません。
私は何事も無く、この食堂を出ていけることを祈りました。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ