艦娘と提督とスイーツと・67
[2/3]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ろし、熱い内にゼラチンを加えて溶かす。この時、空気が入らないように静かに混ぜるのがポイント。
5.レモン汁を加えて更に混ぜる。レモン汁が入るとゼラチンの臭み消しになる上、味に締まりが出る。
6.冷めすぎない内に型に流し込む。粗熱が取れたら冷蔵庫に入れて冷やし固めたら完成!
「おぉ〜本当に簡単!」
「材料をちゃんと揃えるのとしっかり計量さえすれば、そんなに難しくないのさ」
そう言いながらまた1つ摘まむ。因みにジュースだけじゃなく、かき氷のシロップとかでも出来る。余ったシロップの有効活用にもなる。
「成る程ぉ」
「後はアレンジして食べるとかな」
「アレンジ?グミをアレンジは無理じゃないかなぁ?」
「グミはカラフルで形も多彩だからな。飾りに使うとなかなかどうして、な」
アレンジその1:ドリンクの飾り付けに
グラスに氷とグミを交互に入れて、仕上げにサイダーや炭酸水等の透明度の高いドリンクを注ぐ。
「しゃ、写真撮っても良いですか!?」
「勿論」
見た目も綺麗だし、SNS映えもするだろう。あ、大人だったらサイダーの代わりに梅酒ソーダなんかも結構うまいぞ。
アレンジその2:グミ入りアイスバー
アイスキャンディーを手作りするための型に、小粒のグミを入れる。そこにリンゴジュース等の透き通ったジュースを注いで凍らせる。中のグミが透けて見えて、これまた見た目も華やかだ。今回はHARIBOのクマさんグミを使ってみた。
「ん?浮かない顔だが、美味くなかったか」
「んーん、美味しいよ。美味しいんだけどさぁ……」
「けど、なんだ?」
「グミがクマの形だから、氷漬けの死体みたいで……」
「ぶふっ!」
やめろよ、思わず噴いちゃったじゃねぇか。
「って、なんで執務室でお酒飲んでるの!まだ勤務時間中でしょ!?」
「お生憎様、俺は今日非番だ」
化け物だ怪物だと言われても、俺だって人間だ。疲れもするし、休みたい時もある。それでも、仕事終わりに店は開けてくれと懇願されるから、一日のんびりした後で店を開ける為に執務室に来るってのが俺の非番の日の過ごし方だ。今日はたまたま、プリンツがチケットを持ってきたから朝からここにいるに過ぎない。普段は俺が休みでも秘書艦と大淀が詰めているのだが、今日は気を利かせて別の部屋で執務をこなしてくれている。
「あぅ、ごめんなさい……」
「なんで謝んだよ」
「だってぇ、折角の休みを潰しちゃったから」
「あのなぁ、お前だって一応嫁だろ?旦那が嫁のおねだり聞いてやらねぇでどうするよ」
ウチの奥様は『最近darlingはワタシを放っとき過ぎデース!』とプンスコ怒って
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ