第二章
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黒と白の犬は白犬と子犬達を見てから二人に顔を戻して鳴いてきた。
「ワン」
「助けて欲しいみたいね」
「そうですね」
「自分よりも」
「この子達を」
「この白い子は奥さんでお母さんね」
マリーナは子犬達に寄り添っている白犬を見てわかった。
「じゃあこの娘もね」
「皆助けましょう」
「そうしましょう」
こう話してだった。
マリーナは母犬と思われるその犬にも言った。
「皆助けるわ、安心して」
「ワン」
「ワンワン」
母犬だけでなく案内してくれた父犬と思われる案内した犬もだった。
皆保護した、すると子犬のうちの一匹は衰弱していたが手当をすればすぐによくなりどの子も育てられ。
優しい里親達にそれぞれ貰われて。
母犬のモナと名付けらた彼女もそうなって父犬ヒーローと名付けられた彼もだった。
「奥さんと子供達を救ったヒーローだからね」
「ヒーローという名前にしたんだ」
「その貴方もよ」
「これから幸せになるんだよ」
「ワオンッ」
ヒーローはマリーナとジョンに嬉しそうな声で鳴いた、そうして心ある里親の元にと旅立った。その後で。
マリーナは少しアラバマ州に出向していたがその時に地元の友人のジャスティン=リッチー赤髪と青い目の彼女に連絡を受けた。
「すぐになの」
「ええ、カルボーン郡のアニストンにね」
そこにとだ、ジャスティンは携帯で言ってきた。
「来てくれるかしら」
「わかったわ、お仕事ね」
「そうなの、友達が犬を拾ったけれど」
「その犬がなの」
「お産だから。来て」
「わかったわ」
マリーナはすぐに頷いた、そしてだった。
すぐにそこに行った、場所はアニストンのスティファニー=フィクスという人の家だった。
スティファニーは茶色の髪と目のやや恰幅のいい女性だった、丸眼鏡が似合っている。その彼女がだ。
ダークブラウンのブリンドルビックスの雑種犬リビングの真ん中で寝ているその犬をマリーナに紹介して話した。
「今日ジャスティンのお家に行く前に食料品店行きつけのそこに入ったら」
「その子がいたの」
「ええ、駐車場にね、妊娠しているのがわかったから保護したら」
「今にも産まれそうね」
「そうだったから動物のボランティアをしているジャスティンに来てもらって」
そしてというのだ。
「応援を頼んで」
「それが私なのね」
「ええ、お願い」
是非にという言葉だった。
「大変でしょうけれど」
「任せて、犬のお産にも何度も関わってきたし」
「私もよ」
ジャスティンも言ってきた。
「だからね」
「ここは何とかするわ」
二人でスティファニーに言ってだった。
そのうえでその犬の出産の手伝いをした、すると。
「えっ、これは」
「まだ生まれるの」
「も
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