第七百十六話 韓国だとどうなるか
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第七百十六話 韓国だとどうなるか
日本のものをコピーしているのは中国だのアメリカだのかつての台湾だのだけだのではなく。その頂点に立つといえばやっぱりこの人だったりします。
「よし、我ながら最高のデザインなんだぜ」
何か絵を描いて誇らしげな顔をしています。
「やっぱり俺は天才なんだぜ」
「あの、韓国さん」
その絵を見た日本が早速彼に突っ込みを入れます。
「その仮面を被って紫のタイツの人ですけれど」
「格好いいんだぜ?俺が考えたキャラなんだぜ」
「その人は赤い彗星ではないのですか?」
日本のお家にいたらもう誰もが知っている人です。主人公のライバルにして永遠のアンチヒーロー、関わった女の人はお話をしただけでかなりの確率で死んでしまう、時々議長になっていたり大尉になっていたりする人です。
「何かえらく変わっていますけれど」
「あれっ?俺はただ描いただけなんだぜ」
しかし韓国はこう言ってしらばっくれます。
「ただ。気にしなくていいんだぜ」
「そうなのですか?そういえばこのキャラも」
今度は魔女っ子キャラを指差して韓国に言います。
「おジャ魔女ではないのですか?」
「そういえば主役の声の人があんまり美人で驚いたんだぜ」
「そうしたことまで御存知ですし。まさか」
「だから気のせいなんだぜ」
無理矢理そういうことにしてしまおうとしています。
「気にしない気にしない。考え過ぎはストレスの元なんだぜ」
「貴方とのお付き合いが一番それなのですが」
何気に日本もわかっていますが言ってわかる人でもありませんので。人付き合いは本当に大変です。
第七百十六話 完
2009・5・2
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