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【自作イラスト追加しました】ちゃちゃっと絵を描く能力で世界最強!〜追放されたい俺を女神さまが放してくれない〜
貴重な材料を使ったアイテムが量産されました
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えば最近やけに複数人が、転移場所の管理をやりたがっていたな。サボりたいのかとも思ったが、そうか。ではこれから抜き打ち確認に行くか。所で【洗脳系解除】の魔法が使える能力者はいるか?」

 それにリセが、

「私も出来るわ。普通に状態異常回復で、洗脳系は何とかなったはず。解除した後気絶、となると私の固有魔法(チート)の方になるかしら」

 と答えてマナも、

「状態異常の回復は私も出来ます」

 と二人が答える。
 俺もそういった魔法も使えるが、それらは筋トレが必要だし、魔法陣を使ったものでもできるにはできるが……現在の状況を鑑みるに、できれば俺は【無能】という事にして放っておいて欲しい気持ちが占めたので黙っていた。と、

「まあ転移者系の能力者が二人くらいくるみたいだからそれでいい。ステータス・オープンで洗脳状態かどうかの確認もしたいから、それもやってくれ」
「分かったわ」
「分かりました」

 そう言って二人を連れ、転移者が転移する場所に向かう彼らを見送ってから、そういえば俺、する事もあったなと思い出して、

「コジロー、ちょっと聞きたいんだが、ダンジョンに入ると地図を【全部】表示……近くに立体映像(ホログラフィ)として表示するアイテムてないか? できれば一度来た事のないダンジョンでも表示される奴」
「……それには、採取物とか、モンスターその他も表示したりしなかったりする機能って、つけたい?」
「できれば」

 むしろそっちの方がお得なのでは、と思って告げると、コジローは何やらむ〜む〜うなってから、

「一部特殊な材料が必要かな。ペンダントトップ状のアイテム……【青空石】【星移りの石】【大洋中の影石】【青い輝きキノコ】【鈴雨の花草】【猫星草】だね。【猫星草】以外は全部レアな素材だけれど、持っていたりする? 結構異世界転移者は変なものを見つけてくるらしいし」
「……うん、以前見た図鑑関係と一致した。今日行った結晶洞窟で採取した物であった記憶がある」
「あ、運がいいね。でも量がいるみたいだ」
「どれくらいだ?」

 とりあえず俺が持っている物を出してみると一部足りない。
 だから一緒にいるクレアにも持っていないか聞くと、ちょうど持っていたらしくそれを使いしてもらう。
 それらの材料を見て、コジローが、

「これで大体一個」
「貴重な材料をこれだけ使って、一個か…」

 俺はちょっとがっかりする。
 素材だけ売っても相当の日数、お金の心配をせずに暮らせる量ではあったが、それでも一個だ。
 ただ今後の事を考えるとあると便利なアイテムではある。

 命には代えられない。
 安全性を考えるなら持っているに越したことは無い。
 そこでコジローが、

「【運がいいと】、複数個になるんだ
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