暁 〜小説投稿サイト〜
戦姫絶唱シンフォギア〜響き交わる伴装者〜
翼さんバースデー計画(風鳴翼バースデー2021)
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をダシに揶揄う奏。

響からの一言に、翼は頬を赤らめながら呟いた。

「響、ちょっとこれ試着してみないか?」
「え?わっ、フリフリいっぱいだ……」
「へぇ、翔からのリクエストってわけだね。響、着てみたらどうだい?」
「ふえぇ!?今日は翼さんの服を選びに来たんじゃ……」

ff

刀剣展覧会

「見てよ奏!!この刀すごく綺麗!!」
「おっ、おう……そうだな……」

ケースの前でキラキラと目を輝かせる翼に、奏は若干身を引きながら翔に耳打ちする。

「翔、ヤバい。あたしには全然違いが分からないんだけど……」
「姉さん、刀剣類に目を輝かせる所があるからさ。連れてきて正解だったね」
「こういう翼は初めて見たな……」
「そりゃあ、刀見に行く機会なんてそうそうないし……」

そこへ、翼がぐいぐいと奏の手を引いた。

「奏!見て見て!!童子切安綱があるよ!!」
「へ、へぇ……どんな刀なんだ?」
「この刀は平安時代、源頼光が酒呑童子の首を斬り落とした時に使われた刀って言われてて──」
(グイグイ来るなぁ……。まあ、たまにはこんな翼も悪くない、か)

刀剣類についての知識は皆無だが、翼が楽しそうなのでそれでよしとする奏であった。

「翔くん、この刀すごく綺麗だね」
「それは……菊一文字か。新撰組の沖田総司が使っていた、とされている創作上の刀だよ」
「へぇ……。なんだか、初めて見た気がしないなぁ……」
「?」

ff

ゲームセンター

「リズムゲーム……あ、私達の曲もあるよ」
「流石に目立つんじゃないか?」
「なら、それやるなら一番最後にするとして……」
「だったら、クレーンゲームやりません?」

響からの提案で、クレーンゲームに挑む一同。
景品は、ボンレスハムのような体型の犬と猫のぬいぐるみだ。

「先鋒立花響、行きますッ!うおりゃあああああああッ!!」

コテッ

「あああああああ落ちたあああああッ!!」
「立花、声が大き過ぎるわよ」
「店員さんの迷惑だぞ?少し落ち着けって」
「あ、ごめん。でも、惜しい所まで行ってたんだよ?」
「全然掴めてなかったように見えるが……」
「じゃあ次、誰がやる?」
「なら、次は私ね」

続いて翼がチャレンジするも……

「掴んだッ!あとは平常心を保ったまま、あそこに落とせば……」

コテッ

「あっ……」
「姉さん……ドンマイ」
「翼さん、惜しかったですね……」
「不覚ッ!」
「仕方ない。俺が2人の仇を取ろう」
「翔、大丈夫か〜?この流れだと、三連敗ってのも有り得るぞ?」
「やってやるッ!響と姉さんの為にも、俺は負けないッ!」

続いて翔がチャレンジ。結果は……

ボテッ

「ひ、引っかか
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