暁 〜小説投稿サイト〜
【自作イラスト追加しました】ちゃちゃっと絵を描く能力で世界最強!〜追放されたい俺を女神さまが放してくれない〜
やっぱりスローライフをして好きなように絵を描きたい
[1/2]
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
危険な魔物関係について後で情報をまとめなければならなそうだ。
因みに魔王配下によって変質化した魔物は、元の魔物などの属性や弱点が残っているらしい。
以前のリンゴとパイナポーのパイでは違うパイになるが、この二つは、パイというくくりでは同じである……だから同じパイ(属性、弱点など)があるらしい。
問題なのは強力で既存の物では対応できないような魔物が存在しているのではないかという疑惑だ。
だが目撃証言から、それが一体どんなものかを探る事は出来る。
もしくは推測して対策をするかだ。
それらは戻ってからの話だと思いながらこれからどうするかを俺は思い出して、
「リセ、それでイベントが起こる場所ってこの先なのか?」
「ええ、この先のはず……もしかして、あいつらがいる場所も地図に描ける?」
「どうなんだ? 俺はその乙女ゲームをやった事が無いが、描ける? のかどうかは分からないが、試しにやってみるか」
「よろしく。……こんな事なら事前にハッピーエンドルートに行くための
出来事
(
イベント
)
の起こりそうな場所、一通り巡っておいて【地図表示】能力が出来ればよかったわね。現在地なども表示されるし。ゲームは大抵一度行かないとその場所の地図は見れない……でも地図表示アイテム精製能力がある能力者はいないかしら? コジローはどうだろう? ……それにしばらくここに滞在してイベントを消化するし、ハッピーエンドルートに行けるような出来事に向かわせるために下見をして……ぶつぶつ」
リセが今後の予定について考えているようだ。
ただリセの言うようなこういったダンジョンの地図が表示されるアイテムがあるならそれは欲しい。
そして生産職のコジローならそれを作れるかもしれない。
今後こう言った冒険をするならあると便利なアイテムだ。
そう思いながら貰った地図に目的の人物達が描けるかどうかを試すと、何やら二人組が描くことが出来た。
「男が二人かけたぞ」
「どれどれ……うん、この二人ね。今私達がいるのはこの辺りで、ギルドで話を聞いて偉そうな貴族でこういうやつが来ていないかって聞いたら来たらしいし、イベントが起こせると思ったわ」
いつの間にかリセはそういった情報を得ていたらしい。
俺が測定で大騒ぎをしている頃だろうか?
コミュ力が高いなと俺が思っているとそこでマナがのぞいてきて、
「わ〜そっくりです。乙女ゲームに出てくるキャラそっくりですね。こうやって絵にされると分かりやすいですね」
「そういえばステンドグラスなんかは、昔は文字の読めない人が絵で分かるようにって作っていたんだったか? 確かに絵とか図で表現されると、ぱっと見で結構分かりやすかったりするよな」
「これだけ描けるし、その能力を選択したって事は、もとも
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ