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【自作イラスト追加しました】ちゃちゃっと絵を描く能力で世界最強!〜追放されたい俺を女神さまが放してくれない〜
やっぱりスローライフをして好きなように絵を描きたい
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とリョウは絵が上手いんですか?」
「いや、こんな風には描けないな。能力のおかげで理想の物が量産できるし、しかも、線を引いても【補正】のようなものがかかったりして、それも含めてこの固有魔法(チート)のおかげという感じではある。ただこの能力が元の世界でも使えるか分からないし、この世界で描いた絵も持っていけるか分からないのが……とてもがっかりな点なんだよな」

 そう言いながらやはりどこかでスローライフしながら自分の思いつくままに、あれとかあれとかあーんなのとかこんなのとかR18的なものも含めて色々やってみたい。
 そもそもここは異世界なのでR18は存在しない。
 だから本来ならばやりたい放題できるはずなのだが……女神さまは女性だし、神官も女性だった。

 しかもみんな美人だった。
 そんな中にいたので、そういったこう……男同士で話せるようなそれはなかなかできないし、話したりする相手もいなかった。
 やっぱり女だらけの中にいると、同性の友人が欲しくなる気がする。

 共学でいたため女子校や女の子が周りにいる展開に夢があったりしたが、現実にそうなると半々くらいがいいかなとなる。 
 ぜいたくな悩みではあるが。
 そうこうしている内に結構進んだらしく、このダンジョンに潜った別の人間が見えてきた。

「まったくなんてダンジョンなんだ。そしてサイ、お前ももっとましな働きは出来なかったのか!」
「も、申し訳ございません」
「謝れば済むとおも……っ……」

 そこで顔が視認できるくらいその声の主と近づいた所で、そこで偉そうな人物がこちらを……リセの方を凝視し、さっと顔色を変えて、

「ぎゃあああああああああ」

 まるで化け物にでも遭遇したかのような悲鳴を上げたのだった。
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