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『外伝:青』崩壊した世界に来たけど僕はここでもお栄ちゃんにいじめられる
マスター様とお兄様の間で揺れる海月の話
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がよ。」
「す、すいま…せん。」
「誰が謝れっつった?反省してんなら行動で示せよ。令呪で治してまた折るぞ?」

そう言って突き放されると、ゴッホは立ち上がり折れた指で服を脱ごうとする。
そう、行動で示せとはそういうことだ。
そうして彼女は全ての服を脱ぎ捨て、葛城恋の前に立つ。

ひどいものだった。
舞が見たのはほんの一部分。その身体にはやつに付けられたおびただしいほどの傷があった。

火傷や切り傷、手術ごっこと称して付けられた数々の雑な縫い跡。
さらに下品な言葉を刻まれた刺青。
と、まさにされるがままだった。

「ケツ向けろ。それしか使い道がねぇんだからな。」
「はい…こんなゴッホをお使い頂き…まことにありがとうございます…!」

そうして腕を引っ張られ、無理矢理犯される。
それだけじゃない。彼は最中、締りが良くなるからという理由だけで容赦なく背中をきりつけたり、半田ごてを使って焼いたりする。

痛い。苦しい。
でも、以前まではこれ程痛くなかった。
心が死んでいたから、そこまで感じなかったんだ。
じゃあ、今はどうしてこんなにも苦しいのだろうか?
いいや、答えは自分自身が一番わかってる。

「おにい…さま…おにいさま"ぁ…っ!!」

彼、葛城舞の存在だ。
彼の優しさが心を甦らせたから。
当初は馴れ合って、仲良くするふりをして信用させ殺すつもりだった。
だけど彼の優しさに触れ、自分はこんなことをしていていいのだろうかと疑問に思った。
彼は、葛城舞は、お兄様はどこまでもやさしい。
初めて会った時もゴッホのことを疑いもせず、仲良くしようと言い出したり、
絵の描けない自分を心配し、治してくれたり、
そして、背中の傷を見られた際も、本気で心配してくれた。

でも、もういい。
自分は葛城恋のサーヴァント。葛城舞は、敵だ。殺さなきゃならない標的だ。

「おい、何だこの手?怪しいと思ったがやっぱ治ってんのか?」

恋がゴッホの綺麗な手を見て、疑問を抱く。
まずいと思ったが、それももういい。

「おい、穀潰しのクソマンコ。絵を描くってのはどういうことか、教えたよな?」
「はい…絵を描くということは、人生の浪費、寿命と労働力の無駄遣い。精神異常の知恵遅れがやる…ごっこ遊びです。」
「昔そんなもんに人生と金費やして、周りに散っ々迷惑かけて挙句の果てに自殺した穀潰しのクソバカウンコ野郎がいたよなぁ?誰だっけ?」
「それは…フィンセント・ファン・ゴッホ…正真正銘…かつてのわたしです…っ!」
「よく言えた。また丁寧に両手潰して、ぶち犯しまくってやるからな。」



それから、ゴッホは思いつく限りの残虐な方法で虐げられ、犯された。
床に倒れ伏し、指一本も動かないゴッホ。
身体中傷
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