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【自作イラスト追加しました】ちゃちゃっと絵を描く能力で世界最強!〜追放されたい俺を女神さまが放してくれない〜
危険な未知の魔物と遭遇した話を聞いた
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帯がついていて、目が鋭くて、うろこがあって……」
「え、え? ごめんなさい、ちょっとよく分からないわ」
クレアが困ったようにそう答えるのを聞きながら、【何故か】、マナの言いたい魔物の姿が頭に浮かぶ。
だからスケッチブックを取り出して、
固有魔法
(
チート
)
を使い、描き、
「言いたい魔物はこういう感じか?」
「そ、そうです。これです! どうしてわかったんですか?」
「なんか来た。異世界人同士は電波のやり取りでもできるのか?」
「いえ、私に聞かれても」
そう答えるマナ。
だから俺はクレアとリセの方を見ると、二人は首を振って、けれどそこでリセが、
「過去の文献では、他の異世界人に危機が迫った時、【虫の知らせ】のようなものがあったらしい、とはあるけれど、そこまで詳しくは……」
「そうなのか。今の要素で既存の魔物に何かヒットしたのか? だが、う〜ん」
そこで自分の描いた魔物を見て俺は、脳裏に映るモンスター図鑑のページを描きながら、
「どれとも似ていない気がするんだよな」
といった答えに辿り着き、それにクレアが、
「そうなると既存の魔物を改造したものではなくて、新しく作られた魔物、ある程度推測などが出来ない能力を持っているかもしれない? 戦闘のときどんなことがあった?」
「よ、よく分からないのですが、触れた瞬間、魔法でもどんなものでも粉々に霧散しているように見えて、私も、戦闘特化の転移者の人も逃げるので精一杯でした」
「そう。でも他にも覚えていそうなことをまとめられれば逃げる以外の選択肢が見つかるかもしれない。後で詳しく聞かせてもらえるかしら」
「はい」
マナは頷き、何やら危険な敵がいるみたいだと俺は、嫌な予感を覚えたのだった。
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