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フォース・オブ・イマジナリー
Turn:44 あれからの日々
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カードキャピタル2号店では今日もファイターたちが楽しい日常を過ごしていた
これはそんな日常のほんのひと時のお話
「だー、強くなったと思ったんだけどなぁ」
「タクヤさんどうしたの?」
頭を抱えるタクヤに後ろから声をかけるルカ

Turn:44 あれからの日々

「あー、いや、何度やっても矢代に勝てなくてさ」
「まあ、プロテクトだし、リアガード退却されても強力なスキルを持ったヴァンガードだけで戦えるデッキだし」
「へえ、ルカちゃんしっかり見てるんだ」
まとめ終わったデッキを手に取りながら感心するヒトミ
「うん、ヒカルも攻略法掴めなくて頭抱えてたよ」
「ああ、やっぱりリベンジ狙ってるんだ」
苦笑して肩を落とすヒトミ
「(でもよかった、しょっちゅうこっちにいるけど、ちゃんとヒカルちゃんたちとも仲良く………)」

翌日もルカとヤイバがファイトしていて
更にその次の日にはタクヤの特訓に付き合ってるルカの姿を見かける
「(ちゃんと仲良くしてるんだよね?)」
毎日のようにこちらにいるルカの交友関係がちょっと心配になったヒトミだった
後日何気なく聞いたら学校で同じクラスなので休み時間などに話しているそう
でもたまには一緒に遊んであげてと思うヒトミだった

休み前ということもありこの日ルカはヤイバの家で一泊することとなった
「ただいまぁ〜」
元気よく玄関に上がるルカ
だが今日はもう帰ってきていると連絡があったはずのチカゲから返事がない
「あれぇ?お兄ちゃん、お母さんの部屋は?」
「っと、そこの………あ」
ヤイバが案内しようとすると部屋のドアが開いていることに気づく
「お袋………っと」
中にいたチカゲは電話で話している最中だった
慌てて引っ込もうとするヤイバ
「うん、ちょうど帰ってきたみたい………大丈夫よ、もうあの子たちも立派に………もう、心配性なんだから、うん、私も大丈夫」
「お母さん誰と話してるんだろう?」
「うーん、話し方からしてマモルさんじゃなさそうだし………」
電話の相手が気になる様子のヤイバとルカ
「てか、お袋のあんな顔俺見たことないかも」
「えー、お兄ちゃん一緒に住んでるのに?」
「ヤイバ、ちょっと来なさい」
部屋の中のチカゲが手招きして2人も部屋に入る
電話はまだ続いているようだが
「あんたも声聞かせてやんなさいよ、はい、交代」
そう言ってスマホをヤイバに差し出すチカゲ
「声をって………お袋一体誰と話してたんだよ」
「察しの悪い子ねぇ、あんたらのお父さん、ルカが今日こっちに泊まるからって、ほら、繋がったままなんだから早く」
「お、おう、つっても何話せば………」
「ヴァンガードのことでいいんじゃない?お父さんも大好きだし」
「あー、もしもし」
チカゲからスマホを受け取
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