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【自作イラスト追加しました】ちゃちゃっと絵を描く能力で世界最強!〜追放されたい俺を女神さまが放してくれない〜
結晶洞窟に遭遇したので絵を描いてみた
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槍は変な方向にグネグネ曲がるし、結局、弦の部分が自動再生する魔道具で何とか対応できるようになったのよ」
「外は美少女なのに中身はゴリラなのか」
「まあね。でも、貴方が下心満載の男でなくてよかったわね。もしそうだったら、宿で私が間違えて抱きついたのに気づいたら……まあ、異世界人は頑丈になっているらしいから大丈夫でしょう」
と言ってリセが笑うが、今のはなしだと下手をすると……そう、気づきたくない事に気づかされた。
やっぱり早めに別の異世界転移者に押し付けよう、でも他に暇そうで戦闘が出来そうな……いや、俺でもいいなら向いてない人でも……などと俺が考えて魔石や素材を回収して更に進んだ所で、驚きの光景を目にした。
「こんな俺の身長三倍以上の結晶……ええ、というかよく見たら、そこら中に宝石みたいな結晶がいっぱいついてる。何だこれ」
そこら中に、こちらの持っている明かりやダンジョン内の光(キノコや発行する虫、花など)によってキラキラと輝いて、幻想的な雰囲気になっている。
思わず見惚れてしまうような美しさだった。と、
「その名の通り結晶洞窟ね。確か宝石や、魔石も採掘できたはず」
リセが周りを見回しながら言い、次にクレアを見て、
「やっぱりクレアといるとボーナスが入るわね。ダンジョンの道はそこまで変化しないけれど、内部はこうやって結構変わって、まれにこういった魔石や宝石がいっぱい詰まった【ダンジョンの宝物庫】と呼ばれる場所が出るのよ。ここでは貴重な植物なんかも生えている事もあるけれど注意点がある」
「注意点?」
俺が聞き返すとリセが頷いて、
「自分が持って帰れるだけ、それこそリュック一杯程度とかそれくらいしか駄目なの。でないとダンジョンが【怒って】、危険な魔物を出してくることがあるわ。もっともそちらが好みなら、試してもいいけれど」
「俺、争いは好まないので」
「そう? 貴重な素材が手に入るかもしれないわよ?」
リセが楽しそうに誘惑するので俺が考え込んでいるとそこでクレアが、
「でも私、こんなのに遭遇したことは無いわ。本当に私だけの影響なの?」
「……リセ・ハートマインドの記憶によると、そういえば異世界転移者がいると遭遇しやすいって書いてあるわね。つまりリョウと私……私は憑依だからそこまで影響がないから、両方の影響かしら」
「異世界転移者……やっぱり何か色々おかしい気がする」
リセの言葉にクレアが頭を抱えている。
それを見ながら俺は、
「できればこの光景を紙にうつしたい。構わないか?」
「いいけれど、そんなに出現している時間が無いから、早くしてね」
そうリセに言われて俺は、
「じゃあ自分の力で模写じゃなくて能力を使うか」
時間が無いならそっちだと
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