第四百六十二話 ウィッチとライダーその二
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「シャーロット=E=ィェーガー、階級は大尉だよ」
「フランチェスカ=ルッキーニ、階級は少尉だよ」
「私はリベリオン合衆国所属だよ」
「私はロマーニャ公国なんだ」
「ちなみに我々はカールスラントです」
ゲルトルートも言ってきた。
「三人共」
「何かどの国かすぐにわかるね」
「確かに」
常盤の叔父はそれぞれの国を聞いて言ってウォズも頷いた。
「我々の世界ではどの国か」
「名前聞くとね」
「そしてそれぞれの娘の顔立ちや名前を聞いても」
「一目瞭然だよ」
「そうなんですか?」
芳佳は彼等の話にきょとんとした顔で言った。
「私達から見れば皆さん扶桑の方ですが」
「君達の世界ではそうなるよ」
叔父は芳佳にこう返した。
「やっぱりね」
「そうなんですね」
「世界が違うと国の名前も歴史も違うから」
「そうしたものですか」
「そうだよ、同じ様でもね」
それでもというのだ。
「違う部分もあるんだ」
「国名等ですね」
「僕達の世界ではウィッチはいないしね」
「それで仮面ライダーがいるのね」
フランチェスカは笑って言ってきた。
「そうなのね」
「ははは、そうなるよ」
「やっぱりね」
「それで仮面ライダーがいる世界は他にも沢山あるんだ」
叔父はこのことも話した。
「世界は無限にあってね」
「ああ、パラレルワールドか」
「まさにそれですね」
直枝とペリーヌはその話を聞いてわかった。
「この場合の世界は」
「それぞれ分かれているんだな」
「そして私達もその中にあるんですね」
「すげえ広い世界の中でな」
「そうなんだ」
実際にとだ、常盤も答えた。
「俺達もかなり沢山の世界を巡ってきたから言えるよ」
「仮面ライダーは皆さんの世界だけにおられるんじゃないんですね」
「うん、同じ人が同じライダーに変身していても」
常盤はひかりに話した。
「それでもね」
「世界は違うんですね」
「そしてその人の人生もね」
それもというのだ。
「それぞれなんだ」
「それじゃあ私達も」
「やっぱり君達がいても」
それでもというのだ。
「少しずつね」
「違うんですね」
「そうだよ」
ひかりに対して話した。
「本当に数えきれないだけの世界があって」
「私達がいてもですか」
「また違う世界なんだよ」
「そうなんですね」
「それな」
直枝も言ってきた。
「本当に今あるんだってな」
「直枝さんも思われてるんですね」
「ああ」
実際にというのだ。
「俺もライダーの人の話聞いてな」
「そうですか」
「いや、凄いな」
直枝はこうも言った。
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