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【自作イラスト追加しました】ちゃちゃっと絵を描く能力で世界最強!〜追放されたい俺を女神さまが放してくれない〜
1人は憑依された異世界人(苦労性)だったらしい
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ている事があり、その場合これから起こる事が記された予言の書のようになってしまう場合があるとかなんとか。イメージで言うと、卵と牛乳とホットケーキミックスさえ同じなら、違う場所でもホットケーキが作れるようなものとかなんとか」
「そういう話なの? シナリオ通りだとこの子幽閉とか死亡とかエンドもあるから。乙女ゲームだけれどRPG要素が強いしリアリティが〜、という事でそういうエンドもあったのよ。……普通にハッピーエンドで全員幸せエンドもあるんだけれど、このドジっ子はわざわざ幽閉といったそっちルートのフラグを……」
「そ、それでその憑依元の方はどうしているんでしょうか?」
「あの子? あの子は今、私の【隣り】で寝ているわ。ちょっとムカッとしたからたたき起こすわね」
と言って、リセは突然自分の服の胸元にあるリボンを外し、そのまま上着の服のボタンをはずしていく。
クレアが、ちょっと、リセと声をかけて止めようとしている。
やがて滑らかな肌と白い下着が……。
「だめですううううううう」
突然涙目でリセがそう言って慌てて服を着始めた。
そしてリボンまで結びなおしてから俺に気づいたらしく、にこりと微笑みそのまま無表情になった。
まるで一撃で心を奪われるようなきれいな笑顔だった。
これは後でメモしておこうと思っているとそこでリセが目を開けて、
「という感じでちょっとは呼び出せるけれど、後は私に全部お任せ?、といった状態よ。とりあえずは、あまり寝覚めも良くないから、私としては手伝っている感じね。というわけでよろしく」
「え?」
「異世界転移者は何らかの能力に秀テているらしいから、協力してくれそうな人捜していたのよ。協力して」
といきなりリセは言ったのだった。
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