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【自作イラスト追加しました】ちゃちゃっと絵を描く能力で世界最強!〜追放されたい俺を女神さまが放してくれない〜
異世界にご招待された時の話をしようと思う
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いと思いませんか〜』
「いいですね〜」
『しかも特別な能力が開花してしまいます。どんな能力が良いんですか?』
「選べるんですか〜?」
『ええ、その人の選んだものが能力として引きずられて出やすくなるらしいですよ〜。まれに違う能力になっちゃう人もいるみたいですが』
「へ〜。じゃあ俺は、『好きなイラストレーターみたいな絵をちゃちゃっとかける能力』が欲しいですね〜」

 と俺は言った。
 何しろこんな深夜に女性の声が聞こえてくるという夢か幻聴かという状態である。
 だったら宿題を思い出す前に、

『このイラストレータとか漫画家の絵で、こんな光景が見て見たいな』
『でも頼むってどうするんだろう?』 
『絵ってどうやって注文するんだ?』
『そもそも受け付けているのか?』
『断られたり、好みと違っていたら失礼だしな……』
『費用どれくらいだ?』
『作家になったとしてこの人達に描いてもらえるとは限らないし……』
『だったら練習してこの人達のように描けるようになって、俺が見たい光景を描けるようになればいいのでは?』

 という理由で練習したがなかなかうまくいかない。
 明日寝て起きたら突然、神のごとき上手いイラストが描けるようになっていたりしないだろうかと思うが、現実は残酷である。
 でも、そんな能力が手に入ったらいいなと想像する自由はあると思う。

 というわけで俺はそれを伝えると、

『え、最高! ぜひぜひ私の所に来てください』
「ではよろしくお願いします」

 といった話をした所で、目の前に光が溢れて、眩しいと思って目を閉じて次に開いた時には……パジャマ姿で見知らぬ場所に立っていて、その後女神さまに言われるままに魔法の能力確認などをして、戦闘には向いていないと分かって女神さまの近くで色々やっていて……現在逃げだし、平穏な異世界ライフを満喫しようとした所で、爆発を目撃したのだった。
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