第十三話 希望の親その五
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だけはあかんさかい」
「あんたのお父さんは昔からそうやったんや」
ぽぽちゃんは残念な顔になりだ。希望にまた話してきた。
「ああしてな。自分のことばっかりでな」
「難儀な子やったんや」
おばちゃんもぽぽちゃんと同じ顔になっていた。
「まあ。この話はそれ位にしてや」
「うちに来るんやったらええで」
それはだ。何時でもいいというのだ。
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