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フォース・オブ・イマジナリー
Turn:43 燃え盛る闘志
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プレオープンイベントでのファイト以降ルカたちはよくカードキャピタルに遊びに来るようになった
「こんにちはー!」
「トレイリングローズでアタック」
「ぐああー」
この日もルカがカードキャピタルを訪れるとファイトスペースの方がにぎわっていることに気づいた

Turn:43 燃え盛る闘志

「もう一回お願いします」
「そうしたいのはやまやまだけど、私そろそろ仕事に戻らないと」
ミライとタクヤがテーブルでファイトしていたのだ
「こんにちは、お兄ちゃんいますか?」
「やあルカちゃん、宮導君なら今日は日直で遅くなるよ」
ちょうどルカの隣にいたスグルが声をかけるとルカはタクヤたちの方を気にしていた
「で、これはどういう状況?」
「こないだの君と宮導君のファイトに感化されたらしくてね、いつの間にかすっかり置いてけぼりになってるのが悔しいんだって」
スグルの言葉を聞いてルカは首をかしげながらタクヤに近寄った
「そんなに強くなりたいんなら、協力してあげようか?」
「「「えっ!?」」」

「シュバルツシルト・ドラゴンでアタック!」
「だぁ!またやられた!もう一回だ!」
「何度でも付き合ってあげる」
ルカにコテンパンにされながら何度も挑みかかる

「これで20連敗………」
「んー、今のファイトとか結構惜しいところまで行ったんだけどな」
「タクヤ君ちょっといい?」
「あれ?ミライさん今日はもう上がりっすか?」
「そう、ちょっとデッキを見せてもらってもいいかな?」

タクヤからデッキを受け取ったミライがテーブルにカードを広げる
「退却メインのデッキ?」
「かげろうっつったらやっぱ退却スキルっしょ!どうですミライさん」
「んー、はっきり言っちゃうと………重い!」
「たしかに、デッキの中全部退却スキルで固めてあるけど、さすがにコストがきついかな」
「んー………退却スキルメインで………あっ」
ミライがカバンの中から数枚のカードを取り出して何かを探している
「えっと確か………あ、あったあった、これ使ってみたら?」
「え?このカードって………」

新しいカードを入れたデッキでルカに挑むタクヤ
「アタック!」
ルカのダメージゾーンに6枚目のカードが置かれる
「勝った………うおっしゃ!」
「すごいすごーい、この勢いで打倒お兄ちゃん!」
「んー、もうちょいデッキの中身詰めときたいかな?ここまで30回くらい負けてるし、そういやルカ、お前なんでここまで協力してくれたんだ?」
「ん?似てたから、この前までの私に」
ルカの言葉に自身のデッキを見つめるタクヤ

翌日のカードキャピタル
学校からここまで直行してきたヤイバたち
「宮導!」
店に入るや否やタクヤがヤイバに声をかける
「俺と、ファイトしてくれ」

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