第四百六十一話 空を駆る少女達その二
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「戦闘状態に入っています」
「やっぱりそうだね」
「私達の世界ではネウロイという者達と戦争中ですが」
「ショッカーそしてスサノオともだね」
「戦闘中です、スサノオもご存知ですね」
「ご存知も何も俺達の敵だよ」
常盤は美緒にすぐに突っ込みを入れた。
「もうずっと戦っている」
「そうですか」
「うん、それで貴女の世界でもなんだ」
「戦闘中でして」
それでというのだ。
「正直に申し上げて苦戦しています」
「やっぱりそうだね」
「そのことも察しておられますか」
「いや、連中と戦うなら」
それならとだ、常盤は答えた。
「もう絶対に普通にはいかないから」
「だからですか」
「そのことはわかるよ」
「そうなのですね」
「それで貴女がここに来たのは」
「スサノオとの話で」
美緒は常盤に答えて話した。
「この世界にいる仮面ライダーの方々とお会いして」
「それで俺達を貴女達の世界に連れて来いと言われて」
「この世界に来てです」
「この店にも来たんだ」
「はい、このお店に仮面ライダーの方々がおられると聞いていたので」
スサノオからというのだ。
「参上しました」
「参上なんだ」
「何か」
「いや、古風な言葉と思ってね」
それでというのだ。
「つい言ったんだ」
「左様ですか」
「このことに深い意味はないから、ただ」
常盤は美緒にあらためて言った。
「俺達のところに来たなら」
「君達の世界のことを話してくれるかな」
叔父は美緒に言った。
「僕達も僕達の世界のことを話すし」
「そうしてくれますか」
「お互いにね。それでどうかな」
「はい、それでは」
「今からね」
「お話をしましょう」
「じゃあゲイツ達も呼ぼう」
常盤はすぐに言った。
「これからね」
「そうだね、皆を呼んでね」
「お菓子を食べながら」
「お話をしようか」
「そうしようね。お菓子は何がいいかな」
常盤はまた美緒に声をかけた。
「それで」
「お菓子ですか」
「坂本さんは何が好きかな」
「はい、ラムネや羊羹が好きです」
「羊羹好きなんだ」
「あと善哉も」
「ああ、羊羹ならあるしラムネもあるよ」
叔父はすぐに笑顔で言った。
「それじゃあね」
「はい、それでは」
「その二つを食べながらお話しよう」
「もうゲイツ達も呼んだよ」
常盤は携帯片手に美緒に話した。
「それじゃあね」
「今からですね」
「お互いのことを話そうね」
すぐにライダーと関係者達が集められた、そうしてだった。
ライダー達と美緒はそれぞれの世界のことを話した、その話の後でウールは眉を曇らせてそうして言った。
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