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絢と僕の留メ具の掛け違い・・そして 結末
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大学生で独り生活しているし、直ぐ上の兄は中学2年生でサッカー部なので朝は早く帰りも遅いので、おしゃべりする相手が普段居ないのでその分もしゃべっているみたい。

 ご飯のあとは、国語の教科書を二人で読んで、新しい漢字を10回ずつ書いて覚えたり、理科の教科書を読んで大事そうな箇所を鉛筆で囲いながら覚えるんだよと、一緒にやった。3時頃になって、

「もう、そろそろ帰らなきゃ」と彼女が言ったので、

「じゃぁ駅まで一緒に行くよ」と答えたら、

「明日も来たら迷惑かなっ」一瞬に彼女の頬が紅くなるのを見た。

「いいよ」と言ってお母さんを呼びにいったら、

「まぁ、もう帰っちゃうの、もっと居たらいいのに」と、

「明日も来るんだって」と伝えると、うれしそうに、

「そうなのー、絢チャン何が好き?明日のお昼は好きなものつくるから」って。
 
 駅に向かう途中、何にも話すことなかったが、

「なぁ 本町のこと絢チャンって呼んでもいいかな」って切り出した。
 
彼女は例のごとく頬を紅くして、

「じゃぁー私もモト君って呼ぶね、でも私は絢でいいよ」ってニコッとして見返してきた。
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