第十一話 テスト勉強その二
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見てもらって」
「撮った写真を。僕が見て」
「そうですよ。写真は見てもらう為に撮るものですから」
だからだというのだ。
「僕も嬉しいんですよ」
「そうだったんだ」
「そうですよ。ですから」
だからだと。真人は笑顔の、彼もそうなっていた爽やかな笑顔でだ。希望に言った。
「これからもお願いしますね」
「うん、僕でよかったら」
「見て下さい、僕の写真」
「そうさせてもらうね」
「今度は。地下鉄を撮りたいと思っています」
真人は笑顔でこれからの考えを述べた。
「大阪の地下鉄を」
「谷町とか走ってるあれをなんだ」
「地下鉄のあの暗がりから出て来る」
地下鉄のホームにだ。そうしてくるのがだというのだ。
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