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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第80話 朱乃よ、父と向き合え。家族の和解と本当の愛 後編
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あ、ぱっと見だが真面目そうな人だと思ったよ」
祐斗はバラキエルさんが朱乃さんの父親である資格は無いと思っているのかと言い俺はそれに同意した。凄く真面目そうな人だったからな、朱乃の言葉を受け止めすぎているのかもしれない。
「うーん、これはあの人に協力してもらった方が良いかもしれないわね」
「あの人?」
「アザゼル様よ、あの人ならバラキエルさんの事もよく知っているでしょうし適任だと思うわ」
リアスさんはアザゼルさんに協力を要請しようと言った。確かにバラキエルさんの上司であり一緒にいる事が多い彼なら上手い方法を教えてくれるかもしれない。
「でも大丈夫なのか?忙しいかもしれないだろう?」
「そもそもアザゼルさんの電話番号知ってるの?」
「わたくしは知っていますわ。定期連絡をしていましたから」
ゼノヴィアとイリナはどうやって連絡するのか聞くと、朱乃が連絡先を知っていると話した。
「……あっ、おじ様。先ほどは申し訳ありませんでした。実は……」
おじ様?アザゼルさんの事か?俺はそう思いながら朱乃とアザゼルさんのやり取りを聞いていた。
「ええ……はい。分かりました、すぐそちらに向かいますわ」
朱乃はそう言うとアザゼルさんとの通話を終えた。
「どうだった、朱乃?」
「会ってくれるとのことです。おじ様が泊まっているホテルを聞きましたのでそこまで来てくれと言われました」
「良かったじゃない。なら早速行きましょう」
リアスさんはアザゼルさんが会ってくれるのか聞くと朱乃は頷いた。そして俺達はアザゼルさんが泊まっているというホテルに向かった。
俺達はアザゼルさんがいるというホテルまで来たが、ここは駒王町にあるホテルの中で一番高級な場所だ。流石は堕天使勢力のトップ、良い所に泊まっているな。
「因みにここはお兄様が経営しているホテルよ。授業員たちも裏の人間なの」
「へぇ、そうだったんですか」
流石お金持ち、ホテルを経営しているとはな。まあ聞いた話じゃホテル以外にも沢山の施設を運営しているみたいだし意外と身近な店もグレモリー家の経営する店だったって事もあったぞ。
「じゃあ行きましょうか」
俺達はアザゼルさんに会うためにホテル内に入った。彼は一階にあるバーにいるらしいが……おっ、あそこか?
「よー、お前ら。待っていたぜ」
アザゼルさんは綺麗な大人の女性たちとお酒を飲んでいた。だが俺達の姿を見ると女性たちに謝りながら解散させて俺達を手招きした。
「相変わらずですね、アザゼル様」
「おいおい、リアス。今はプライベートなんだからいつもみたいにアザゼルって呼べよ」
「それは……
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