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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第80話 朱乃よ、父と向き合え。家族の和解と本当の愛 後編
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。父親として複雑だが、それでも娘が心から信頼できる男性を見つけた事が素直に嬉しいよ」
「お父様……」


 バラキエルさんはそう言って俺に頭を下げてきた。


「兵藤君、これからも朱乃を頼む」
「……はい!」


 俺はそう言ってバラキエルさんと握手を交わした。その後は朱乃とバラキエルさんが仲直りしたことを祝ってアザゼルさんがご飯をおごってくれる事になった。


(学生だしそんなに食べないだろう)


 俺達は遠慮なく彼におごってもらい、食べまくった。そして5店回ったところでアザゼルさんが泣き始めた。


(こいつら可笑しいだろう!?どこに食い物が入っていくんだ!?)


 もう勘弁してくれというアザゼルさんだったが、バラキエルさんが罰だと言って食事を続行、その後更に10店回ってアザゼルさんは絶望していた。


―――――――――

――――――

―――


 その後絶望したアザゼルさんをバラキエルさんが連れて行った。本当はもっと話したかったが二人にも仕事がある。会談が終わったら朱乃と俺、バラキエルさんの三人で朱璃さんの墓参りに行くことを約束して別れた。


 その後俺達は家に戻った。もうすっかり夜なので普段なら明日に備えて寝るんだけど……


「んちゅ……イッセー……好きぃ……?」
「ちゅうう……俺も……んっ……大好きだ、朱乃……」


 前にお預けを喰らったからか深夜に部屋を訪ねてきた朱乃とキスをしている。俺もすっかりその気になってしまい彼女と熱く唇を重ねていく。


「んはぁ……イッセー……大好きよ。私、ずっとあなたと一緒にいたい……」
「ああ、ずっと側にいてくれ、朱乃」
「うん……?」


 お互い下着だけになり俺は朱乃を押し倒した。朱乃は潤んだ瞳で俺を見つめながら頬に手を添える。


「あの……初めてだから優しくして……」
「勿論だ、優しくするからな」
「あっ……?」


 そしてそのまま朱乃とキスをして……



 俺達はより深い絆を結ぶことが出来た。



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