エピローグ 前半
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目前に銀色のオーロラが出現する。
かつて、ダークカブトと戦った際にも出現したオーロラ。それが、ハルトたちを飲み込んでいく。
悲鳴を上げる間もなく、ハルトの視界が銀に包まれていった。
「……!」
そして目を開ければ、それはもう見滝原公園ではなくなっていた。
大きく傷ついた遺跡。ヒビだらけの階段。
「なんだこれ……? コウスケは?」
その異様ともいえる風景に、ハルトは絶句した。
その上、さっきまですぐそばにいたコウスケの姿も見当たらない。
そして。
「うわっ……!」
吹き荒れる突風に、ハルトは思わず顔を伏せる。
ハルトの眼下に広がるのは、見滝原の街並み。
その、遥か上空にいる事実に、ハルトは言葉を失った。
そして、理解した。
今自分は、前人未到の地にいることに。
モノクマの宣言通り、ムー大陸の地に足を付けていることに。
そして、地上を遥か上空に浮かぶムー大陸にいることに。
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