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X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays
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第26話 堕天使の最期の切り札! 最恐の闇、ベルグモン
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とを初めて出会ったデジモン……ううん、初めて出会った人と言う風には感じられないの……きっと、私は知らないところで貴方に出会っていたんだと思う……そして、貴方は私にとって大切な人だって……私の心が言ってるの……」
ダスクモン「ルナ……」
ルナマリア「貴方の知るルナマリアじゃないかもしれない私がこんなことを言う資格は無いのかもしれないけど……復讐の為だけに生きるのは、もうやめて……憎しみに囚われている今の貴方を見ていると……胸が苦しくて、凄い痛むの……」
ダスクモン「……っ!」
涙を流しながらダスクモンを優しく抱き締め、自身の想いを伝える。
ダスクモン「る、ルナ、でも……!」
ルナマリア「もう良いの……もう良いのよ……」
ダスクモン(俺はレイや皆の仇の為に、キラ・ヤマトとアスランを討ちたい……でも、本当は皆を守れなかった自分の弱さを認めたくなかっただけなんだ……そして、今はルナに悲しい顔をさせてしまっている……俺はルナにそんな顔をさせたかった訳じゃないのに……!)
ルナマリアに抱き締められながら、自身の心と向き合うダスクモン。
そして……
ダスクモン「……ルナには、敵わないな……」
ダスクモンはまるで憑物が落ちたかのような表情を浮かべた直後、今の彼を象徴するかのように残っていたブルートエヴォルツィオンは砕け散った。
完全に戦闘力を失ったダスクモンは、自身を抱き締めるルナマリアの温かさに身を委ねるのだった。
クロスオーバードラモン「ええと……よくわからないけど、一件落着かな?」
超ツナ『どうやらそうみたいだな……』
メガログラウモン「どうなるかヒヤヒヤしたけど……」
超炎真『ダスクモンとの決着の終止符を、ルナマリアさんにつけられるなんて思わなかったよ……』
バオハックモン「ああ、大したもんだぜ♪ なあ、勇真……って、どうした?」
超勇真「……」
ルナマリアとダスクモンの様子に安堵するツナや炎真達とは別で、勇真は何処か面白く無さそうな表情で2人を見ていた。
バオハックモン「おーい、勇真?」
超勇真「え? な、なに、バオハックモン?」
バオハックモン「なにむすっとした表情で2人を見てんだよ?」
超勇真「わかんない……わかんないけど、今のルナ姉ちゃんとダスクモンを見てて、なんか胸の辺りがムカムカする……」
バオハックモン「……ははーん、なるほどなぁ〜♪」
勇真の心情を察したバオハックモンは、ニヤニヤしながら勇真を見ていた。
超勇真「え? なに? 何がわかったの?」
バオハックモン「勇真、そいつはな……ダスクモンにやきもちを妬いてんだよ♪」
超勇真「やきもち?」
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