第四話 家でこっそりとその五
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「頭から冷たいシャワー浴びて冷やして」
「それでお酒抜けるの」
「またお湯に入ったらね」
「それでなの」
「もう嘘みたいにね、私だって二日酔いの時はそうしてるのよ。旅行の時だってね」
この時もというのだ。
「いつも物凄く飲むけれど」
「それでもなの」
「そうしてね」
「お酒を抜いて」
「一日はじめてるのよ」
「二日酔いにはお風呂なの」
「そのこと覚えておいてね、次の日学校ならもう朝早く起きて意地でもお風呂に行って入ったら」
湯舟、そこにというのだ。
「本当に復活するからね」
「いいのね」
「そうよ、じゃあ飲むわよ」
「歌いながら」
「カラオケは行ったことあるでしょ」
「ええ」
従妹にすぐに答えた。
「何度もね」
「そうでしょ」
「もうね」
「そうでしょ、慣れてるわね」
「近所のお店だけれど」
家のというのだ。
「そうだったわ」
「そうね、じゃあ歌って」
「それでなのね」
「お酒もね」
こちらもというのだ。
「飲みましょうね」
「内緒で」
「今からね」
「それじゃあ」
咲は愛の言葉に頷いた、そうして店に入った。勘定は愛は自分が金を持っているからと言って笑顔で出してだった。
フリータイム飲み放題で入った、そして。
歌いながら注文もした、その注文は。
「カルピスなの」
「そう、カルピスサワーね」
愛は咲に笑顔で話した。
「これが滅茶苦茶甘くて美味しいのよ」
「甘いの」
「カルピスよ」
だからだというのだ。
「それでね」
「甘くて」
「それで飲みやすいから。咲ちゃん甘いの大好きでしょ」
「カルピスもね」
「じゃあまずはね」
一杯目はというのだ。
「それを飲んで」
「それでなのね」
「二杯目もいきましょう」
「歌いながら」
「そうしていきましょう」
「それじゃあね」
「二人で楽しみながらね」
愛は笑顔で言ってだった、早速歌いはじめた。愛は人気のアイドルグループの歌を歌い咲はアニメソングだったが。
愛はその咲に笑って言った。
「アニソンもいいから」
「歌っていいの」
「もう好きな歌をね」
それをというのだ。
「歌っていいの」
「そうなのね」
「ええ、私は今アイドルの歌を歌ってるけれど」
愛は自分の話もした。
「実は特撮の曲もね」
「歌うの」
「アニメもね。演歌だって歌うわよ」
「演歌も?」
「そうよ、そっちもね」
咲に笑って話した。
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