第四百六十話 空での決戦その九
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「是非」
「はい、ではです」
「そうしていかれますか」
「貴女の言われる通りに」
「めぐみんちゃんっておかしなところもあるけれどいい娘なのね」
レオナは今のやり取りを見てこのことがわかった。
「そうなのね」
「悪い人じゃないんですね」
「むしろいい人なんです」
このことは雪輝も由乃も保証した。
「どちらかといいますと」
「ただ、どうしてもなんです」
「おかしなところがあって」
「それが問題なんです」
「このことは和真さんやアクアさんもなんですよね」
スノーホワイトはどうにもといった顔で話した。
「どうにも」
「困った人なのね」
「はい、和真さん達も」
「和真さんもいやらしいしね」
「そうだよね」
雪輝は由乃の言葉に頷いた。
「桜井君と同じで」
「彼程じゃないけれど」
「そうなのよね」
「この前椿さんにスチール厳禁と言われて」
「しようとして怒られたし」
逆キレしてしようとしたのだ。
「そうしたのを観ると」
「和真さんもね」
「まあいやらしいことは愛嬌ってとこがあるな」
クローズが笑って言ってきた。
「ある程度はな」
「あくまである程度ですよね」
「ああ、そうだよ」
クローズはハードコアアリスに答えた。
「それが過ぎたらな」
「駄目ですね」
「やっぱりな」
「そうですね」
「ただ智樹君や和真君位はな」
彼等程ならというのだ。
「まだな」
「愛嬌ですか」
「それ位だな」
「そうですか」
「一誠君だってな」
スマッシュ達を薙ぎ倒しつつ言った、レオナのイオナが効いていてそれで余計に楽に倒せている。
「そうだよ」
「万丈さんから見ると」
「ああ、そうさ」
「そうなのですね」
「この前私のスカートの中見ていたけれど、和真」
レオナはこのことを話した。
「白とか言ってたし」
「まあそれはな」
「仕方ないのね」
「やっぱり戦ったり訓練してるとな」
それならというのだ。
「どうしてもな」
「そうなのね」
「だからな」
「このことについては」
「気にするな」
こう言うのだった。
「もうな」
「何か腑に落ちないわね」
レオナはどうかという顔で述べた。
「観られてもいいとか」
「まあそれはね」
リアスが少し苦笑いで言ってきた。
「仕方ないわ。見られるのが嫌なら」
「それならなの」
「もう短いスカートは止めて」
そしてというのだ。
「ズボンにすることよ」
「ズボンなの」
「そう、ズボンならね」
それならというのだ。
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