第四百六十話 空での決戦その七
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「だからそうしたことはね」
「気にしないで」
「そうして戦っていこう」
「そうです、気にするのなら他のことにしましょう」
マッドローグも空から戦っている、そうして言うのだった。
「ニンフさんも」
「それじゃあ」
「今はこうしてです」
「攻撃される前に攻撃する様にして」
「そして攻撃が来てもです」
マッドローグも攻撃をかわしてから言った。
「気にすることはありません」
「かわせばいいのね」
「それで」
まさにというのだ。
「戦っていきましょう、実は私もです」
「貴方もなの」
「下らないことをよく気にします」
こう言うのだった。
「ですがそれでもです」
「戦っているのね」
「そうです」
まさにというのだ。
「そうしたことをその都度振り払って」
「そうなのね」
「それも人間です」
「成程ね」
「そして今のニンフさんも」
「人間だからなのね」
「そうも思われます、ですが」
それでもと言うのだった。
「その都度振り払い」
「戦っていけばいいのね」
「生きていくことです」
「考えてみたら」
ニンフは敵の攻撃を何なくかわしてから述べた。
「確かにこうすればいいわね」
「そうですね」
「気にするまでもないわ」
敵の攻撃、それはというのだ。
「例え来てもね」
「はい、では」
「戦っていくわ、そしてね」
「スサノオをですね」
「やっつけてやるわ」
神をというのだ。
「そうするわ」
「それでは」
「うん、前に出よう」
犬屋敷が言ってきた。
「ここは」
「そうね、それでさらにね」
「スマッシュ達を攻撃していこう」
「わかったわ」
ニンフは犬屋敷のその言葉に頷いた、そして。
そうしてだ、地上のスマッシュの大群を攻撃していった、敵は倒しても倒しても出て来ていた。レオナはその戦闘の中で。
イオを唱えて十体程の敵を攻撃してから言った。
「魔法も考えて使わないといけないわね」
「そこはお願いします」
スノーホワイトが応えた。
「敵が多いので」
「それで次から次に出て来るからよね」
「はい」
その通りだというのだ。
「ですから」
「ただ威力の強い魔法を出すだけじゃなくて」
「私達も攻撃していますから」
だからだというのだ。
「ここはです」
「考えてね」
「魔法を使って下さい」
「若し強い魔法ばかり使っていますと」
由乃も言ってきた、今も雪輝が一緒にいる。
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