暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜灰の騎士の成り上がり〜
第127話
[7/8]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
を見つめた。

「ふっ、私の事を忘れていないか……っ!?私は右から攻める!ガラテア少佐は左からだ!」

「了解!」

そこにオーレリア将軍がイングリットと共に再び空から強襲をかけて次々と軍人達を討ち取って外回廊の軍人達を混乱させ、その間にオーレリア将軍率いる精鋭部隊を背後に乗せた天馬騎士(ペガサスナイト)達が次々と外回廊に着地すると精鋭部隊は天馬から降りて次々と自分達の武装を構えて軍人達に襲い掛かり、天馬騎士達も天馬を再び空へと舞い上がらせるとオーレリア将軍達と共に空から強襲をして精鋭部隊の援護を始め、それを見たローレンツ達やルシエル達も一斉に要塞に突撃して協力して外回廊にいる軍人達を全滅させた。



「フフ……生身で空を自由自在に駆ける事によってこうも上手く奇襲が成功するとは。戦後は是非とも”生身で飛行可能な戦力”を我が軍で採用したいものだ。彼女達のような飛行可能な異種族達を我が軍に組み込むのは無理にしても、この天馬(ペガサス)のような”飛行騎獣”達を入手し、一部の部下達を其方達のような”飛行騎士”へと育て上げる事は可能だろうから、戦後メンフィル帝国を通して飛行騎獣達を入手したいものだな。」

戦闘後レヴォリューションから残りの部隊が次々と外回廊に降下している中、その様子を天馬に乗りながら見守っていたオーレリア将軍はルシエル達に視線を向けた後口元に笑みを浮かべて自分の隣で滞空しているイングリットに視線を向け

「え、えっと……私は一将校に過ぎませんので、そういった事はミュゼ―――――ミルディーヌ公女にメンフィル帝国からの飛行騎獣の入手に関する交渉の要請をするか、もしくは我が国の軍、もしくは政府の上層部に直接交渉してください………念の為に言っておきますが、僅か半日で天馬(ペガサス)の騎乗ができるようになった所か、飛行戦までできるようになった将軍が”規格外”なだけで、普通は飛行戦をできるようになるには最低でも1ヶ月は必要ですから、例え飛行騎獣達を入手しても、すぐに”実戦”に運用する事は無理である事は念頭に置いてくださいね?」

オーレリア将軍に話を振られたイングリットは困った表情で答えた後苦笑を浮かべてオーレリア将軍にある指摘をした、

「ふふ、そうか?私のように馬術を修めている者達ならば、すぐに”実戦”にも運用できると思うがな。要は馬の走る場所が地面から空に変わっただけだからな。」

「ア、アハハ…………」

自分の指摘に対して答えたオーレリア将軍の豪快な答えに冷や汗をかいて表情を引き攣らせたイングリットは苦笑して答えを誤魔化した。



「ルシエル殿!各迎撃部隊の配置、完了済みだ!」

「”副攻ルート”攻略班、いつでも出撃できます!」

「了解しました。―――――オーレリア将軍。」


[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ