第127話
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す為に部隊を分けるとは、小癪な真似を……!―――――総員、何としてもここでヴァイスラント新生軍を壊滅させ、我らが忠誠と正義をオズボーン宰相閣下に捧げるのだ!!」
「イエス・コマンダー!!」
対する正規軍の師団長も号令をかけて突撃してくるヴァイスラント新生軍との戦闘を開始した。一方それぞれの地上で戦闘が始まっている中、レヴォリューションはステルスモードで姿を消した状態で戦場の上空を通り過ぎてジュノー海上要塞へと向かった。
同日AM9:35―――――
〜レヴォリューション・ブリッジ〜
「ジュノー海上要塞の上空に到着しました。」
「ステルスモードの解除と合わせて防御結界を展開。海上要塞の周囲を回りながら地上の正面門で迎撃態勢を取っている敵軍を攻撃しなさい。ただし攻撃に使用する武装は副砲と空爆用の爆弾のみで、要塞自体への攻撃は厳禁よ。」
「イエス・キャプテン。」
レヴォリューションがジュノー海上要塞に到着するとブリッジの艦長席に座っているレンは次々と指示を出していた。
〜ジュノー海上要塞・外回廊〜
「な、なんなんだあの灰色の船は……!?」
「何もない空に突然現れたが、一体どうなっている……!?」
「しかもよくみたら”紅き翼”に似ていないか……!?」
要塞の外回廊にいた守備兵達は突然現れたレヴォリューションに困惑し
「!あの飛行艇は元帥閣下達によるノルティアの奪還が失敗した原因となったメンフィル帝国軍の飛行艇だ!全火力をもって撃ち落とせ――――――!!」
「イエス・サー!!」
レヴォリューションに見覚えがあった指揮官は血相を変えて指示を出し、指揮官の指示に答えた軍人達は要塞に備えつけている導力砲でレヴォリューション目掛けて砲撃を始めた。するとその時レヴォリューションから二騎の天馬騎士達が現れた後、凄まじいスピードで要塞に近づいた。一方外回廊でレヴォリューション目掛けて砲撃している軍人達はレヴォリューションを落とす為に砲撃する事に必死だった為、レヴォリューションから現れて要塞に向かっている天馬騎士達に気づくのが遅れ、その隙に天馬騎士達は軍人達の上空を通り過ぎた。
「……?今何かが通り過ぎたような……?―――――な。」
天馬騎士達が通り過ぎた事によって一瞬天馬騎士達の影に覆われた軍人の一人がふと上空を見上げると天馬を駆る騎士という初めての光景に思わず絶句した。
「―――――さあ、行くぞっ!」
「ヒヒーン!!」
天馬騎士の一人―――――”天馬を駆るオーレリア将軍”は天馬と共に外回廊で砲撃をしている軍人達目掛けて急降下して自身の得物である”宝剣アーケディア”を振るった!
「オォォォ
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