暁 〜小説投稿サイト〜
天才少女と元プロのおじさん
夏大会3回戦 梁幽館高校
19話 それがとっても尊いの!!
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ついて語り合ってます!」

 正美が一方的に話しているだけだと、正美と怜を除く一同は思った。

「キャプテンもハリネズミ興味あります?」

 ターゲットが怜に切り替わり、正美は再びまくし立てる様につぶらな瞳や小さな足など、ハリネズミの魅力について熱弁している。そんな正美に怜は苦笑した。

「ほらほら。キャプテンは試合前の挨拶とかあるんだなからその辺にしよ〜。アップ手伝うからさ」

 芳乃が正美を止めに入る事でようやくマシンガントークが終わる。

 仰向けになった正美の股関節を芳乃が大きく回す。

「芳乃ちゃんもハリネズミについ??????」
「そろそろ試合に切り替えよ」

 正美がまたハリネズミにの話を使用とするが、芳乃がそれを遮った。

「芳乃ちゃんが冷たい??????」

 正美はシュンとしてしまう。そんな彼女に芳乃も苦笑する。

「試合終わったら一緒にハリネズミ見に行こ」
「もーっ。だから芳乃ちゃん大好きっ!」

 芳乃の提案に元気を取り戻した正美であった。
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