第十六話
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すごい目で見られてる。
ぇえ!?なんで!?とか、
貧しい平民のくせに!とかなど、結構な熱い目線な事で。
周りにいた陸海空軍の軍官達も片膝地面に着けて頭下げてんだけど。
…え?俺このポーズしちゃダメなの?
「い…いえ、おr…私は…」
「いいいやいや、浅村そのポーズ早く辞めてくれ!こっちが恥ずかしいわ!」
「そ…そうですよ!やめましょ!ね?」
「私は何かに目覚めそうで良いですけどねぇ。」
若干一名やべぇヤツいたけどもうこの際いいや、立っちゃえ。
「…ありがとうございます。では…。
して大将様方が直々に来て下さるとは光栄限りなく…」
「あ…浅村。敬語などやめんか。」
「敬語使われるの何だか執事服来てるからか分かりませんけど嬉しいてすね!」
「ふふっ!私の執事になっちゃう?」
やっぱり一名やべぇヤツいる。
「ね…ねぇ。いいかしら?」
皆黙った。いや黙らなければならなかった。
何故なら大将以上の存在が声を出したからだ。そう。元帥。空軍元帥。
「「「はっ!空軍元帥様!」」」
おぉぅ。緊張するな…
「久しぶり…と言えばいいのでしょうか?ねぇ?」
「は…はっ。お久しぶりでございます。空軍元帥様…。」
「やめてください。その呼び方。前にも言いましたよね?言い直してください。あと敬語もやめてください。」
「いやっ…っあぁ。分かった。ごめんなミーナ。」
ザワっ!一瞬にして騒ぎになり一瞬にして静まった。
うおおぉう…。
「えぇ、久しぶり、ですね。ひろ君。」
横から陸軍元帥
「久しぶりじゃない。何軍属期間満了した瞬間に抜けてんのよ!」
さらに横から海軍元帥
「ホントよ!アンタがいきなり居なくなったって聞いてビックリしたんだから。」
「え…あ、いや。なんかすまん。」
「ええ、ええ。私は?何も?多々朝起きたら居なくなっててひろ君の机の上に軍属満了証が置かれててそれと一緒に
『お疲れ様でした』って書かれたメモがあったくらいで怒りませんよ?」
「いや、なんか…ほんとごめんな」
ミ「いえ、ですがまさかこの学校に入学していたとはビックリしました。」
シ「ええ、私も。」
さ「うん、私もよ。なに育成機関に入学してるのよ。ゆき君が育成する側ならまだ分かるけど…」
ミ「あ、それは思いますね」
「い…いやぁ。成り行きでな?」
「まぁその話はまた後で。今は、浅村さんを愚弄し、ましてや軍官に対し侮辱・脅迫を行った物について。他の元帥にきいてみますか。」
「ヒィッ!」
「浅村さんをバカにしたって面でそこの…ロンゼンと夜砂賀家は取り潰しでいいんじゃない?」
「同意するわ。これはどうしようもないもの。」
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