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唯一魔法が使える平民A、元帥の執事になる。
第八話

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「では、本日よりここ横須賀空軍基地に所属という形でよろしくお願いしますね。」

どこかへ向かいながらミーナは言った。

「良いんです!私がきめたことですから!気にしないで下さい。」

「…分かった。だが、期限はここに所属している三ヶ月間のみだからな。」

「…わかりました。仕方ないですがそれでいいですよ。」

「ま、頑張りましょっつーことで、俺はどうすりゃいい?もう秘書官の任務に当たればいいか?」

「そういえはひろ君、執事について知りたいこととかないんですか?」

「あぁ、それに関しては大丈夫だ。学校で一通り習ってるからな。」

「あら、そうだんだんですね!では家政の方の専門学校へ?」

「あぁ。まぁそうだな。ま、そんな訳だから仕事はまぁ出来るとは言えないができる限り頑張るわ」

「分かりました。頑張ってねひろ君!//
…あっ、魔法の監督官の方はシャルロットにお願いしていますので。」

そう言われ連れてこられたのが訓練場?
のような所である。

「遅いぞ貴様!いつまで待たせている!」

「ごめんなさいシャルロット、私と話していて遅れたんですよ。」

「あ!っいや、元帥様のせいでは…」

この男嫌いなシャルロットがここで『元帥様』と呼ぶのは後ろに右足と右手を地面に付け頭を下げた状態で待機している少女達が居るからだろう。

「では皆の者立て!整列!」

ザッザッ!と足並みを揃えキチッと整列する姿は流石軍だなと思った。…しかし

整列していた少女達は口々に俺の事を見てビックリしながら、チラホラ怒りのこもった視線や侮蔑の視線をこちらに向けながら言っている。
「「「…んで男が居るの?」」」

…ですよねー。
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