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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
Final Mission:最後の戦い
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』
「ああ、反乱組織リベリオン及び、総統イプシロンのイレギュラー認定を保留して欲しい」
「っ!!」
エックスの言葉にフェラムは目を見開いた。
『…分かった。やってみよう』
「ありがとうシグナス…すまないフェラム。俺にはこれぐらいのことしか出来ない」
「いや…いいんだ。ありがとう…」
フェラムは2つの超フォースメタルを抱き締めながら、礼を言った。
「さてと、僕達も地球に帰ろう。もうクタクタだよ…早くルナを迎えに行ってやらないとね」
「出来れば超フォースメタルの欠片くらい欲しかったけど…」
マリノは残念そうにフェラムの持つ超フォースメタルを見つめながら呟く。
「エックス、この2つの超フォースメタルは私の手で宇宙に捨てる…それでいい?」
「ああ…超フォースメタルを捨てた後、一緒に地球に帰ろう。」
「………」
エックスの言葉にフェラムは目を見開いた。
曲がりなりにも敵だった自分を受け入れているエックスに一瞬だけイプシロンの姿が被る。
「エックス、早くしろ。急がないとそろそろ大気圏に突入だ」
「ああ」
エックスがゼロに振り返った瞬間にフェラムは電磁ウィップを発現させ、エックスを弾き飛ばした。
「ぐっ!?」
「エックス!あんた何を…あ…っ!?」
アクセルがエックスに駆け寄ってフェラムを見ると、この場にいる全員が目を見開いた。
「安心して坊や達。この超フォースメタルは誰の手にも届かない場所に持って行くから…」
それだけ言うと、フェラムは翼を羽ばたかせてこの場から凄いスピードで離れていき、凄まじい衝撃と共に眩い閃光がエックス達の視界を支配した。
フェラムは自ら超フォースメタルの波長を変化させ、爆発させたのだ。
「フェラムーーーっ!!」
エックスの絶叫がこの場に響き渡った。
そしてとうとう大気圏に突入し始め、マリノ達が施設の中に飛び降りる。
曲がりなりにも超フォースメタルのエネルギーにも耐えきったのだから大気圏突入の摩擦熱にも耐えられるはずだ。
「…………」
スパイダーはリディプスの残骸からコピーチップとDNAコアを取り出す。
「スパイダー、早く…あ」
「ん?どうした?エックス?」
途中で言葉を止めたエックスを不思議に思ったのか、首を傾げるスパイダー。
「ご、ごめん。俺達は君のことを知っているけど、君は初対面だってことを忘れてて…」
「ああ、そのことか…構わねえよ。エックス、リディプスのDNAコアとコピーチップだ。証拠とかに使えるはずだ、一応持っとけ」
エックスにリディプスのDNAコアとコピーチップを渡すと、スパイダーも施設の中に飛び降りる。
エックスも渡さ
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